男女差恋愛学142。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
男女差会話学も終え、会話でのアプローチを開始しますが、やみくもにがんばればいいのではありません。ちゃんと戦略を立てて、何をすべきか、何をしたらいけないかを考えましょう。
まず心的距離を気を付ける
|
１０ｍ |
挨拶ができる |
|
９ｍ |
業務的な話題を話せる |
|
８ｍ |
無難な話題を話せる |
|
７ｍ |
趣味の話題を話せる |
|
６ｍ |
休日に何をしているか（真実）を話せる |
|
５ｍ |
恋愛経験を話せる |
|
４ｍ |
住所を教えることができる |
|
３ｍ |
両親に紹介ができる |
|
２ｍ |
言いづらい家庭の事情を話せる |
|
１ｍ |
自分のトラウマやコンプレックスを話せる |
|
０ｍ |
男性：暗証番号を言える 女性：「中出しして」と言える |
心的距離を決めるのは女性です。男性が相手女性を好きで「自分のトラウマさえ話せる」と話しても、相手がそこまでの距離でなければドン引きです。この心的距離は女性が表の項目を話してくれたら「あ、今何ｍまで許されてるんだ」と確認するためのものです。
心的距離の段階を飛ばさず、相手が追いついてきてくれるのを待ちましょう。返報性の原理です。
こちらから挨拶をする→相手からもしてくれるようになる。次へ。
こちらから仕事の話をする→相手からもしてくれるようになる。次へ。
こちらから趣味の話をする→相手からもしてくれるようになる。次へ。
初対面以後からデートの約束までの会話5ステップ
ステップ1
挨拶をする。業務の話。当たり障りない話。
相手からもこれらの話をしてくれたらステップ2に行ける。
「危険がなくてまともな人」と思ってもらえたら十分。
ステップ2
世間話。時事の話。テレビの話。会話を30秒続けることができる。相手からもこれらの話をしてくれたらステップ3に行ける。「話しづらい人ではない」と思ってもらえたら十分。
ステップ3
趣味の話。生活の話。会話を1分続けることができる。相手からもこれらの話をしてくれたらステップ4に行ける。お互いの共通点を探す。自分の会話力や気遣いを示す。
ステップ4
会話を3分以上続けることができる。物の貸し借りができる。頼みごとに応じてもらえる。デートをしてくれる心理的距離まで近づける。デートをする口実を探す。デート中の話題を準備する。いつかするプレゼントのヒントを探す。
ステップ5
デートを打診する。連絡先交換をする。雑談だけをする仲としてはクロージングに入る。これからはデートをする仲になる。
注意
実際に相手がそれをしてくれたら次のステップに進んでください。「相手はそれをしてくれる感じがある」だけでは次に進んではいけません。
女性の会話の生存戦略
女性は誰にでもステップ2までは許します。誰とも対立したくないからです。嫌いな人が相手でも社交辞令でステップ2までの話はします。
もしかしたら女性側からステップ2まで進めてくれる場合もあります。男性は「俺のこと好きなのか！」と勘違いしやすいですが、これは女性があなたと対立しないための先行根回しです。ただの保身なので気を付けましょう。
女性は人間性を認めた人でなければ、ステップ3（プライベートな話）からははぐらかしてきます。ここまで順調に進展してきても、急にデートや連絡先交換ははぐらかされて断られます。順調だったのが好意なのか社交辞令なのかは男性には分からないので仕方ないですが、好意だと確信するのはやめましょう。
第2段階の恋愛戦略
男性はステップ3までは、男女も年齢も関係なくできるだけ多くの人と到達できるようにしましょう。嫌いな人や話が合わない人とはあきらめてもいいです。女性が相手なら、彼氏がいようが関係なく、タイプであろうが関係なく、相手を人として興味を持ち、恋愛アプローチ感を出さないように会話をしましょう。
相手女性との心的距離を早く縮めようと必死感を出したらダメです。「一向に相手から趣味の話をしてくれないぞ」という場合は、残念ながら相手女性の心的距離はそこまでです。自分の何が悪かったのか見直しましょう。彼氏持ちの女性でもステップ3までは許してくれますよ。
女性側からの好意を感じなくても、「相手をしてあげてもいい」ぐらいの感じであればアプローチを続けていいです。男性の感じる手応えは大体勘違いです。ダメならステップのどこかで行き止まりますし、デートは断られます。
ステップ5まではデートを打診しないでください。会話の流れで「これデート誘える」と思っても、会話が3分以上続いたことがないなら自重しましょう。自分の手応えを当てにしないでください。
関係を進展させるならモタモタしてはいけません。ステップ3で「この先は応じてもらえないかも」と止まると、相手には「あなたとはここまでの仲」というメッセージとして伝わります。
（再掲）知人女性割合の目安
|
第２段階（雑談） |
５～１０人 |
|
第３段階（友達） |
２～３人 |
|
第４段階（告白） |
１人 |
これって結構リア充ですよね。自分がある程度リア充にならないと恋愛はうまくいきません。学校ではぼっちだけどアルバイト先ではリア充みたいなのでもいいです。恋愛においては女友達が多いほど有利です。
人間性が合わない女性以外全員に挨拶や雑談はするようにしましょう。恋愛対象外も性対象外も既婚者もお婆さんも含めます。第2段階はできる限り多いほうがいいです。人数が多いほど、年齢が幅広いほどコミュ力や話題が増えますし、評判も上がります。デートには誘わなくていいです。もし女性側から誘われたら行ってもいいし行かなくてもいいです。
デートに誘う（第３段階）のは好き候補全員です。一緒にいて楽しいか、リラックスできるかなどはデートしないと分かりません。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
------------------------------------------------------
※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
感想・ご意見をお待ちしております。このページ下部の「コメントを書く」かツイッター該当記事にコメント。もしくはメールでお送りください。takatakijou●outlook.com
【雑記】
高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou
