男女差恋愛学06。男女共通。筆者は既婚男性。
恋人と結婚相手に求めるものが違うという記事を書きましたが、gooランキングに良いデータがあります。既婚者が回答した「結婚前は求めていたけど、結婚したらあまり気にしなくなるもの」のランキングです。
[ランキング] 結婚してみたらどうでもよかった妻の「条件」ランキング - gooランキング
夫が妻にあまり求めていないもの。
1位
家柄が良い
2位
顔が良い
3位
スタイルが良い
4位
性格が優しい
5位
料理が上手
6位
若く見える
7位
大手企業に勤めている
7位
家事が一通りできる
9位
センスが良くておしゃれ
9位
お金の管理ができる
[ランキング] 結婚してみたらどうでもよかった「夫の条件」ランキング - gooランキング
妻が夫にあまり求めていないもの。
1位
顔が良い
2位
背が高い
3位
若く見える
4位
スタイルが良い
4位
声がかっこいい/かわいい
6位
家柄が良い
7位
若い
8位
まめに連絡をくれる
9位
音楽の趣味が合う
10位
友達が多い
お互いに容姿は求めなくなっていくようです。家柄も結婚前は気にするけど結婚後は気にならなくなります。男性は女性に家事能力を求めますが、結婚してみれば高い能力までは要らなかったようです。男女差が現れたと思えるのは以下の4つです。
「若い」
夫→妻は19位。(妻は若いほうがいい)
妻→夫は7位。(夫は若くなくてもよかった)
「性格が優しい」
夫→妻は4位。(妻はそんなに優しくなくてよかった)
妻→夫は16位。(夫は優しいほうがいい)
「収入が多い」
夫→妻は13位。(もともとそんなに求めていない)
妻→夫は18位。(夫は収入が多いほうがいい)
「まめに連絡をくれる」
夫→妻は21位。(もともとそんなに求めていない)
妻→夫は8位。(夫はまめに連絡をくれなくていい)
分析
男性は妻に若さを求めます。性格よりも若さなんですよ。「女房と畳は新しいほうが良い」というクッソ酷い慣用句もあるぐらいですから、昔から男性は女性に若さを求めてきました。若い=妊娠能力が高い・何回も産める。更に容姿のピークは20代前半ですから、好きな女性と1番美人な状態で付き合いたい。
女性は夫に優しさと収入を求めます。女性は生活を考えています。優しくない夫とは一緒に暮らしていけないし、低収入の夫とは生活が継続できません。
なんだよ若さって。若さは生活に関係ないですからね。
交際中はまめに連絡をしてほしかったのが、結婚すると求めなくなるのは、同棲をしているからと関係が安定したからです。相手への執着が下がったのもあります。
教訓
男性のみなさんへ。優しさとは気遣いです。気遣いというのは技術です。ある程度の技術は誰でも習得できますが、意識は本人次第です。自動車の運転免許は大体誰でも取れますが、どんな運転をするかは運転者次第です。「相手がどうしてほしいか」を意識して気遣いを磨いていきましょう。収入が低いのは出世か転職してください。
女性のみなさんへ。男性のニーズが若さである以上、それに対応する必要はあります。そして若さはどうやっても取り戻すことはできません。行動するなら早くすること。そして結果の実らない恋愛は損切りすること。急ぐのではなく行動を増やしましょう。
あとは「旦那とバファリンの半分は優しさでできているのがいい。もう半分は年収」というカウンター慣用句を広げていこうぜ。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
○女性
表面上の希望:専業主婦希望、オタ活(創作やイベント、ライブ、観劇)時間や費用を応援いただける方を希望する高年収男性狙い
本音:私が忙しい時は家事も育児も手伝ってくれる、私の趣味に一切口を出さないし土日は自由にしてくれる、それなりにかっこよくスマートで禿げてない臭くない、生理的に受け入れられる、会話が続きイラつかせない性格の良さ、転勤がなく都内在住、オタク趣味だけでなく引き出し豊富、子どもは私立、仕事人間でなくもちろん家族サービスをしてくれる…etc
○男性
表面上の希望:妻は20代の若い美人で専業主婦、子どもが欲しい
本音:若い美人で家の面倒ごとを全てやってくれて自分が変えると美味しい料理が待っている、休日は一緒にデートに出かけて夜は愛のあるセックス三昧、子どもの教育もしっかりしてくれる、料理はおいしく掃除なども完璧、自分と同じ趣味を持っていて一緒にアニメを見て語れる、イベントに一緒に行ける、会話が合い俺の言う事によく笑ってくれる、年齢を重ねても体型が崩れずずっと綺麗である…etc
「一緒にいて楽しい人がいい」
彼女たちは「会話の主導権を持ってもらって、自分は受け身で楽したい。でも、自分がつまらない話はいやだから楽しませてしい」と男性側に相当な負担を強いているわけですが、そこらへんの自覚はさっぱりなく、むしろ「私はスペックとかうるさいことを言わないから謙虚」だと思ってることすらままあります。
「価値観が合う人が好き」
条件設定をちゃんと細かく見てないから優先順位もつけられず、結果として「細かい条件がやたら多いわりにその全部に合致している人を求める」という「求める条件がめちゃくちゃ多い婚活女子」になります。
「包容力がある人がタイプ」
「自分のことは全力で100%受けとめてもらいたいが、自分が相手を受けとめる気はない(というか考えてない)」という、圧倒的な非対称な関係を求める人は、他人を受け入れる余裕、 多様な価値を受け入れる精神土壌がないことが多いです。そのため、相手に負担をかけられることを嫌がり、相手の弱さを認めずにむしろ非難し始めます。