恋愛が登山だとしたら 男性編2
男女差恋愛学08。男女共通。筆者は既婚男性。
最近では登山者の草食化・登山離れの傾向があるようです。登山者の心境を考えてみました。女性にも当てはまるものもあると思います。
1.できるけどしない
「いつか登る」
「今じゃなくてもいい」
「しようと思ったらできるはず」
「みんな登ってるし、あいつが登れるなら俺にもできるだろう」
「魅力があって登るのが楽な山を探している」
「登山をするほどの興味・欲求がない」
「がんばってまで登山しようとは思わない」
「旗は刺したいけど登山をするのは面倒」
「旗を刺す動画で間に合っている」
2.したいけどできない
「登り方が分からない」
「自分に登頂できる力量がない」
「どうせ俺なんて登れない」
「滑落・遭難したくない」
「神聖な山に登るなんてとんでもない」
「登山・登頂したことないのがバレたら恥ずかしい」
「登山資金がない・捻出できない」
「激務で時間・体力・気力が残ってない」
「したいけどどの山にも入山拒否される」
「俺は丘が好きなんだよ(ロリコン)」
3.したくない
「登山よりもやりたいこと(仕事・趣味)がある」
「登山のためにトレーニングや装備をしたくない」
「登山がいいものだと思ってない・憧れたことがない」
「登山について悪い情報ばかり集まってくる」
「過去にトラウマ。登山はもうこりごり」
「独りが好き・他人に合わせたくない」
「異性・他人が嫌い・怖い」
楽観勢
自分にはいつか彼女ができると思っている。欲しいと思ったときに努力せずできると。年齢が上がるほど登山レベルも上がっているはずと女性は思っていますから、20代後半で初登山なんてことになるとすぐ滑落・遭難。登山も慣れが必要ですから、普段女性と話さない男性がいきなり恋愛でうまくいくのは難しいです。
山を舐めてる勢
「山ってエレベーターないんですか?」「5時間の登山コースを5分で行くテクニックはありませんか?」 登山をしたことないだけに山を分かってない。楽をしようとしたり最短距離を登ろうとしたりします。「壁ドンすれば好きになってくれるんでしょ?」と実際して滑落したり。転んで学んでいけば山のことも分かってきます。学べばね。
無欲勢・したくない勢
彼女がいない今の生活に不満がない。欲しくないほどじゃないけど必要を感じない。心境に変化がない限り、一生独身コースです。 無欲勢は別にそれでもいいので問題ありません。このタイプは女性からしたら難攻不落です。付き合えたとしても全く生活を変えないので、彼女側に不満が溜まり破綻します。
余裕ない勢
登山経験や力量はあるけど、やむを得ない事情(趣味は別)でお金・時間・体力・気力がない。ブラック企業で働いているなら恋愛は難しいです。転職や結婚を考慮して人生設計を見直したほうがいいです。
自信不足勢
ちゃんと登山をしたことがないのにあきらめる。男性は転ぶことも嫌。恥ずかしい。でも登山は転んで上手くなるものですよ。登山初心者は転び慣れていないので怖がります。転んだら分かりますけど、そんなに痛くないです。滑落しても死にはしないです。数日落ち込むだけ。
断念勢
過去に登山したけど嫌になった・あきらめた。登山って最初はうまくいかないですよ。でもそこで「男の俺が恋愛のことでこんなに心が乱れるなんて」「女性を格下に見ているのに翻弄されてイライラ」「俺は登山に向いていない」「そこまでして彼女が必要か?」と山を降りていく。
「俺は登山できないのではなくしない」勢
女性や恋愛に興味がないスタンスを取る。プライドが高く、失敗して傷つきたくない。学生時代に登山をしている人に対して、嫌悪感があったりバカにしていた。登山の事故例を集めて「登山なんてしないほうがいい(そう思いたい)」。山をバカにした記事や意見を集めて「山に魅力なんてない(そう思いたい)」。
「なんであんな男に彼女がいて、俺にはいないんだ」
彼女がいる彼らは女性に対して、少なからず努力し、勇気を出し、行動したからです。これらをしないと女性は付き合ってくれません。それは男性自身のスペックの高さよりも、その女性のニーズに応えることができたからです。
「俺は真面目に生きてるのになんで彼女ができないんだ」
女性に対して、努力も勇気も行動もしてないからです。真面目に生きることと彼女ができることは関係がありません。 真面目な男性ほど彼女がいると思いますか? 学生時代ではむしろ不真面目な男性ほど彼女がいませんか?
恋愛登山における旗(性欲)の扱い
リュックの中の旗は頂上まで一度も出してはいけません。山は頂上以外で旗を刺されるのが絶対嫌ですし、旗を見せられること自体嫌です。初めから旗を手に持って登山を始める登山者がいたり。5合目あたりで「これは旗が刺せそう」と旗を取り出してしまう登山者がいたり。9合目辺りで「もうすぐ頂上だ」と旗を取り出してしまう登山者がいたり。こいつらは滑落します。
性行為ができるのは付き合って以後です。付き合う前に性行為することはあきらめてください。その可能性を模索しないでください。性欲を見せてしまって、翌日から女性にアプローチ拒否をされたら、これはもう拒絶であり、付き合える見込みはありません。性欲を見せないにしても、「もしかしたら今日性行為できるかもしれない」と思うのは雑念であり、正常な判断と選択ができなくなります。そして女性は鋭いのでそれを察知します。
男性は付き合う=性行為OKだと思っています。「旗を刺さなければ登山に意味がない。早く刺したい」という意識だとうまくいきません。女性に対しては旗なんて持ってないぐらいの振る舞いをしたほうがいいです。登山途中で鳥を見たり景色を見たり、登山自体を楽しむ意識があったほうがうまくいきます。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
------------------------------------------------------
※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
感想・ご意見をお待ちしております。このページ下部の「コメントを書く」かツイッター該当記事にコメント。もしくはメールでお送りください。takatakijou●outlook.com
【雑記】
はじめての山あるきブック 関東周辺 (ブルーガイド山旅ブックス)
- 作者: ブルーガイド編集部
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
登山の本は買えても恋愛指南本を買うのは抵抗を感じますよね。でもうまくいかないなら勉強するしかないですよ。『モタク』は男性恋愛初心者向けの良書です。著者が女性で女性から見た指摘が多いのでこの本がおすすめです。
「福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件 - Wikipedia」
※トラウマ注意。