あなたが「出会いがない」と言う理由
男女差恋愛学１９。男女共通。筆者は既婚男性。
恋愛においてほとんどの人が口にする「出会いがない」。本当に出会いがないのでしょうか。なぜこれを言ってしまうのでしょうか。
「出会いがない」の意訳
容姿や人間性やスペックが満足レベルで、相手からアプローチしてくれて、嫌なことは一切せず、常に自分を最優先にしてくれて、１００点は無理でも９０点ぐらいでいい。そんな人との「出会いがない」。
それはもう「自分にとって都合のいい相手との出会いがない」と言っているようなものです。
そんな出会いがない理由
高得点異性の絶対数が少ない。恋愛市場では点数が高い順に売れていく。高得点異性と付き合いたいなら自分も高得点でないといけない。高得点異性が多い環境に自分がいないといけない。
高得点異性は人気があるので相手を選び放題です。その中であなたを選ぶ理由はなんなのか。「いや、私はそんなに高望みはしてない」と言うのなら、７０点８０点が身近に何人いますか？ いても数人ですでに恋人がいるでしょう。はい「出会いがない」です。自分のいる環境に雑魚はいるけど恋愛対象になる相手がいない、ということです。
「出会いがない」と異性の前で言ってはいけません。自分の好みのタイプの異性が、自分との会話で「出会いがない」と言ったらどう思いますか？ 間接的に「お前は恋愛対象外と言われている」と思いますよね。タイプの異性でなくても傷つきます。無理な異性から言われると腹立ちます。印象が悪くなる以外ないのです。「出会いがない」と言うと出会いはなくなります。
恋愛活動の原則２．人間は言い訳を欲しがる
自分の魅力不足・努力不足・高望みではなく「出会いがないから」にしたい。そういうことにすれば自分の心の平穏を保てるからです。ニートに働かない理由を聞いたら「自分が望む仕事がない」「社会が悪い」とか言いますよ。ダイエットしない人も「モテないのは太っているから」という言い訳を失いたくないから、痩せるわけにはいかなくなるのです。
人間は苦しい言い訳でもいいから言い訳が欲しい。それぐらい自分を否定することは耐えられないことなのです。ただ、言い訳を続けて何も行動をしないと、いつまで経っても恋人はできません。望んだ未来にはなりませんから将来心の平穏は失われます。今よりもヤバい心の乱れになるはずです。
今まで誰かを好きになることが一度もなかったのなら「出会いがない」と言えますが、過去に好きな人がいたけどアプローチしなかった・アプローチが失敗したなら、出会い（機会）の問題ではありません。この先良い人と出会えたとして、恋愛対象として見てもらえるのか、どうアプローチするのか、を考えなくてはいけません。今まで交際経験がない方は特に考えなくてはいけません。
運命の出会いを待つ私
「職場恋愛は嫌。周りの目が嫌。振られたり別れたら気まずい」「良い人紹介してとか恥ずかしくて言えない」「合コンに来るような相手は嫌」「婚活は売れ残りばっかりで嫌」「ネットやナンパは怖い。どうせ体目当て」「習い事に出会い目的で行くのは失礼」
じゃあどこで出会うんだよお前の未来の彼ピッピとよぉ！
各自推し声優の声でどうぞ
本能「君は君のままでいいんだよ」
本能「君の魅力が分からない奴が多すぎるよね」
本能「運命の人が現れるまでの我慢だよ」→現れない
出会いよりも恋愛対象基準
「自分にとって都合のいい相手との出会いがない」のように、相手への要求が高すぎると恋愛はうまくいきません。果たして９０点以上の相手じゃないと結婚して幸せになれないか、と考えてみてください。平均点の相手では絶対に幸せになれないと思いますか？ 結婚するなら点数が高い相手のほうがいいと誰でも思いますが、高得点以外相手にしないとなると出会いは少なくなります。
恋愛って自分のことですが、他人の目を考えてしまうんですよ。連れて歩いて周りがどう思うかとか、友達の恋人と比べてどうかとか、親がどう言うだろうとか。お互いが好きで幸せなら、周りにどう思われたっていいじゃないですか。
マジで同世代異性がいない場合
就職で地方に帰る・行くならマジで出会いはなくなります。最寄り駅の電車が１時間に１本以下だと厳しくなり、出会うためのコストがかかるようになります。車で２時間→婚活イベント→車で２時間とかになります。都会にいる間に恋人を作るべきです。生まれてからずっと地方だという方は都会に出るのもいいと思います。
学生の間に恋人を作ってそのまま結婚するのが理想的です。学校こそが最大の出会いの場ですよ。同世代異性が沢山いて、お互いに人間性が分かり、共同作業もできる。アルバイトをすればさらにチャンスが増えます。
こんなイージー環境で何もしなかった人間が、社会人になって同じ意識のまま恋人ができる訳ないですよ。結構がんばらなくてはいけません。野球で言えば、試合数（所属コミュニティの数）を増やし、打席数（恋愛対象者）を増やし、安打（アプローチ）を増やす。これって待ってても増えないですので、自分から動くしかありません。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
女子高生と付き合えるのは男子高生だけだぞ！ 惜しいことをしたな俺達は。あの頃がんばっておくべきだったな。
ひかりんさんのTwitterは勉強になります。婚活や男女の生々しい現実ばかりツイートされています。婚活中や婚活検討中の方は是非参考に。
