目指すのはモテではなく無難

男女差恋愛学44。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。 

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女性の恋愛初期は減点方式であり、減点されないためにはどうすればいいのか。恋愛初心者男性がモテモテを目指すとうまくいきません。まず目指すべきはまず無難です。服装はおしゃれではなく無難。会話は楽しいではなく無難。好意を持たれるのではなく無難。人間的に無難、人畜無害。

なぜ無難がいいのか

まず第一印象で足切りされないためです。まともな人間であると認識してもらうのが目的です。この時点では個性なんて要りません。怖い・キモいと思われず、警戒心を持たれないことを優先。「あの人に道を尋ねたら応えてくれそう」と思ってもらえるのが理想の無難です。

そして高得点を狙うと失敗するためです。童貞は自分を良く見せようとして、自分語りなどのイキリ行為や、奢り攻勢やプレゼント攻勢をしてしまうんですよ。良かれと思ってしたことで嫌われてしまいます。

野球でいうなら、長打を狙うとどうしてもスイングが大きくなるんですよ。そもそも野球初心者で体も技術もできてないのに長打は打てないです。最初はコンパクトに振ってゴロを打ちましょう。

最初は無難で十分だし、むしろ無難が良い

外見が無難

服装、髪型、身だしなみ、持ち物が無難。表情が無難。健康状態が無難。

内面が無難

人間性が無難。感情表現が無難。卑屈じゃない。偉そうじゃない。常識がある。一般教養がある(無難レベル)。

人間関係が無難

ぼっちじゃない。パリピじゃない。交友関係が無難。組織内での評判が無難。

アプローチが無難

コミュ力が無難。会話・話題が無難。心的距離感が無難。デート先が無難。プレゼントが無難。

将来性が無難

職業の年収・評判・安定性が無難。家庭環境が無難(結婚を視野に入れているため)。

 

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アプローチが失敗するなら無難ですらない

上記の何かに問題があるからです。多くは身だしなみと心的距離感だと思います。相手にされないなら身だしなみ、既読スルーされるなら心的距離感。だって気にしたこともないでしょ?

無難ですらないって難があるってことですよ。そんなはずはないと思っても、女性からはそう見られています。

無難で好きなってもらえるのか

2回目のデートから無難意識を抑えていいです。

出会ってから1回目のデートまでは無難に2回目のデートを相手がOKすれば「俺は好き候補にされた」と考えていいです(恋人内定ではありません)。そこから自分の個性や意見や嗜好を出していって、相手に受け入れてもらえるか、気が合うのかを見ます。お互いに付き合えるかは気が合うかどうかです。会話が続くし楽しいか。相手を思って行動できるか。

無難に振る舞ったとしても自分の人間味は出ます。女性はそこを見るので、合わなかったら2回目のデートはないし、相手と縁がなかったということです。

モテない男性に「とにかくアタックしろ」とアドバイスするのってモテない男性なんですよ。モテないのは手数の問題じゃないんですよ。筆者がアドバイスするなら「まず戦略練ろうか」です。ぱぷりこさんの言葉ですが、「仕事ならPDCAサイクルを廻せるのに、恋愛だとDDDDになってしまう」のは男性に多いです。

ヒットを打つのではなく、エラーを減らす意識

相手女性に好きになってもらおうと思うと、自分がいかに有能かを示したくなったり、点数稼ぎをしたくなってしまいます。最初は「嫌いにならないでもらう」ことです。「がんばるな」と言われているような気分かもしれませんが、身だしなみをがんばれ。まずはアプローチよりも無難な外見になりましょう。

相手にプラスを与えるのではなく、相手のマイナスを取り払ってあげる意識を持つ。マイナスというのは警戒心だったり、相手のストレスや不安だったり。それには会話です、優しい声掛けです。さらにそれをするためには、相手のマイナスに気づかないといけません。相手の表情や言動をよく観察してください

 

恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。

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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。

※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。

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【雑記】

これといった外部記事がないのであとがきみたいな文章。筆者も童貞時代は「自分はチャラくないしオタクっぽくもないし無難やろ」と思っていましたが、当時の筆者を見た妻は「無難ではなくギリギリセーフ」だったそうです。無難の定義は難しいところですが、外見に気を遣ってない限り無難にも達していないと思ったほうがいいです。服はユニクロでもいいんですが、コーディネートをちゃんと考えているかどうかです。面倒くさいよね。でもそこがんばらないと彼女はできないですよ。

高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou

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