女性にとってアプローチしてくる男性は「面倒くさい先輩」理論

男女差恋愛学４６。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。

f:id:takatakijou:20180918233344p:plain

女性にとってアプローチしてくる男性って、男性でいったら面倒くさい先輩なのだと例えたら、男性にも分かってもらえるのではと思いました。上司よりは部活の先輩という感じです。この記事の前提は、男の自分と面倒くさい男の先輩との関係です。

女性の人間関係

女性は上下関係よりも横の関係を重視します。原始時代からの話は割愛しますが、人間関係がとてもシビアで、極端な話出る杭はすぐ打って迫害するようなシビアさです。その組織で自分が仲間外れになるようなことを恐れます。ですから誰にも嫌われないように、対立しないように努めます。

男性同士の人間関係はそんなにシビアではありませんが、女性は男性にもシビアに対応するので、社交辞令で友好的に接して嫌われないようにします。男性はそれを「脈あり」と誤解してアプローチしますし、女性は恋愛序盤から男性のことを、結構好きな状態になる事はまずありません。ですからどうしても最初は「好意のない男性からのアプローチ」になりやすいです。

アプローチする男性にはそのつもりはありませんが、女性からしたら「俺の誘いを断るということは俺と敵対する気だと受け取るぞ。そうならお前が仲間外れになるように根回しするからな」という脅しが含まれているように感じて断りづらくなります。

これ面倒くさい先輩に似てない？

無碍（むげ）にはできない。弱みを握られている感じ。顔を立てないといけない。扱いに困る。

面倒くさい先輩に「日曜日遊びに行こうぜ」と言われて乗り気はしないけど、人間関係のために仕方なく応じます。会うにしても一応楽しそうな振りをします。渋々話を合わせると先輩は「話が盛り上がっている」「自分は慕われている」と勘違いします。こっちが合わせてやってんだよ！

女性にとって好意のない男性からのアプローチは、男性にとっての面倒くさい先輩に似ています。

面倒くさい先輩のために日曜日を潰したくない。だから「日曜日は予定があるんですよ」とか言って穏便に断る。尊敬できる先輩なら喜んで行くし、先輩に恥をかかせないためにちゃんとした格好で行くし、話を聴きたいぐらいだし、心から楽しいです。

恋愛初期では自分は「女性にとっては面倒くさい先輩なのである」と自覚して女性に接しましょう。恋愛初期の話です。女性から誘いがあるぐらいなら「面倒くさい」とは思われていません。尊敬できる先輩になることを目指しましょう。

f:id:takatakijou:20180917004726p:plain

面倒くさい先輩思考

こちらの拒否に気づいていない
むしろ「喜んでくれている」と勘違い
「俺のこと慕ってくれている」と勘違い
「俺に相手にされて嬉しいだろ」と勘違い
後輩を「いじってあげてる」と思っている
「俺が面倒を見なきゃ」という使命感
後輩は先輩に従うものという固定観念
自分中心で相手への配慮がない
偉そうなのは自信がない裏返し
強がるのはメンタルが弱い裏返し

面倒くさい先輩行動

ドヤ顔
自慢・自分の話ばかりする
自分の考え・ルール・嗜好を押し付ける
俺を尊敬しろ、褒めたたえろ
俺のプライドを傷つけることをするな
話をちゃんと聞かない、都合よく解釈
逆らったら逆上や不機嫌
細かいことにうるさい
後輩のミスはすぐ指摘、揚げ足を取る
自分の非は認めない
絶対奢ろうとする
でも奢った見返りは求める
用事もなくＬＩＮＥ
すぐ返信しないともっと面倒になる
「寂しい・暇だから俺にかまえよ」
「お前あっちの先輩のほうを慕ってんのか？」
「俺が落ち込んでんだからフォローしろよ」

この面倒くさい先輩が恋愛したら、やっぱり童貞思考・童貞行動をすると思います。

好意のない男性からの告白

面倒くさい先輩から「付き合ってくれ」と言われたらどう断りますか？　男の自分に面倒くさい男の先輩からですよ。こっちは全然そんなつもりねぇよ！　なんの勝算があって告白してきてんだこいつ！

f:id:takatakijou:20180918232511p:plain 「自分は恋愛対象が女性なので」→ f:id:takatakijou:20180918232754p:plain 「性別なんて関係ない！」
「自分には好きな相手がいますので」→「俺のことがダメだというのか？」
「自分にはもったいない相手なので」→「そんなに良いなら付き合えよ」