男女差恋愛学75。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
女性は「優しい男性がタイプ」と言いますが、優しくしているのに「いい人だけど、なんか違う」と言われたりします。男性の思う優しさと女性の求める優しさは違うのです。
男性の思う優しさ
奢ってあげる。
物をプレゼントしてあげる。
面白い話をして笑わせる。
知らないことを教えてあげる。
作業を肩代わりしてあげる。
頼みを断らない。なんでも言うことを聞く。
褒めまくる。
LINEは常に即レス。
呼ばれたらいつでも行く。
「なんでもいいよ」「いつでもいいよ」
女性の求める優しさ
私の感情を気にしてくれる。
私の感情に共感してくれる。
私の話を聴いてくれる。
私の味方でいてくれる。
一緒にいて安心できる。
要するに
女性の求める優しさ=気遣い
男性の思う優しさ=女性から見たら媚び
男性は目に見えるようなプラスを与えることが優しさだと考えます。女性は感情の面を求めています。された行動よりも、しようと思ってくれた気持ちが嬉しかったりします。
優しいだけの男性は「自分はマイナスなことをせず、優しくしているのに。自分の何が悪くてモテないのか分からない」となります。女性側も「この人は夫として良さそうなのに、なんで彼氏にしたくないし、性行為は無理なんだろう」と感じます。無理なのは断定できるけど、その理由はよく分からない。
女性が男性に恋するのは彼氏力(ときめき)によるものです。過去記事『彼氏力と夫力 彼女力と妻力』を参照。夫力(安心感)だけではいい人どまり、友達どまり。キープ要因にもならない。ドキドキしない。恋愛対象として見れない。保護者のような感じ。
男性の思う優しさを続けると
「自己評価の低い私に媚びるなんて、この人私よりも下なのか」
「ただの私の言うことを聞く人なら、別にこの人じゃなくてもいい」
「この人の人間味や個性が感じられない。魅力を感じない」
「この人は性欲がなさそうに見えるのに、もし性欲を見せられたら気持ち悪い、怖い」
恋愛対象外になります。女性によっては返信をしない、遅刻する、奢り当然、送り迎え当然、と段々つけあがってくることがあります。それをしてもあなたが怒らないことを知っているからです。そして付き合う気はありません。
再掲ですが、部活の先輩が後輩の自分に慕われようとパシリ行動してきたら、尊敬できないし慕わないでしょう。先輩が雑用とかしてくれるの申し訳ないし、自分がさせていると思いたくないし、はっきり言ってやめてほしいでしょう。媚びられるほど格下に見えるんですよ。
気遣いをするまでの4段階
1.見る
女性が重いものを運んでいるとします。それを見もしてなかったら、いくら気遣いができる男性でも気遣いできません。スマホばかり見ずに周囲に気を配りましょう。
2.気づく
ただ見ただけでは「ああ、女性さんが物を運んでいるな」で終わります。運んでいる物と困った表情をしていることに気づかなければなりません。そのためには「もしかして重い物なのか?」という予測も必要です。察知力とは予測力も含めています。
3.考える
手伝ったほうがいいか、手伝わないほうがいいか天秤にかけます。手伝うのはプラスかマイナスかリスクかコストか。ここで「どれぐらい見返りを期待できるか」は考えないほうがいいです。損得ではなく「手伝ってあげたい」という自然な感情で手伝いましょう。
男性が見誤りやすいのは「心的距離が適切であるか」です。女性があなたに頼めるほどの関係でなければ逆に迷惑になります。迷ったら本人に「手伝いましょうか?」と訊きましょう。断られたら「まだその心的距離じゃなかったか」と引きましょう。
4.行動する
手伝うならオドオドせず、偉そうにせず、強引にせず、「大丈夫ですか? 手伝いますよ」と声をかけましょう。
手伝ったあとにすぐ食事に誘ったりするのはやめましょう。手伝った見返りで断りづらくさせている状況だからです。女性は「それを計算して手伝ったのか。卑怯」と感じます。
再掲ですが、どの女性にも、同性にも見返りを求めず親切にしましょう。好きな女性へのアプローチの練習です。普段から誰にでも親切にしていないと、とっさに動けないし声をかけれないんですよ。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】