女性は一目惚れをしない

男女差恋愛学84。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。 

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今回から初対面の男女差の話です。男女差恋愛学では付き合うまでの4段階があるとして、第一段階は初対面です。

女性と対面する前に、相手を好きになる早さの男女差について知っておきましょう。

なぜ男性は一目惚れするのか

外見重視で好きになるからです。

人間性はある程度求めますが、経済性は自分が稼ぐつもりですし、他人からの評判は気にしません。他の要素をそれほど求めないので、外見の比重が大きくなります。ですから時間をかけて審査する必要もなく、女性よりかなり早い段階で好きになります

男性の本能的なゴールはできるだけ多く自分の遺伝子を残すことです。自分の子供を育てることは含まれません。原始時代は男性は狩りへ行って家事も育児もしなかったはずです。それなら妊娠能力の高さ(若い、健康)を中心に相手を選びます。性行為したい外見かどうかなんですよ(直球)

我々男性は名前も人間性も知らない行きずりの女性と性行為できるし、むしろしたいぐらいじゃないですか。それは自分が妊娠しないからですよ。自分が妊娠・出産するとして奔放に性行為できますか? 「避妊すれば大丈夫だって」と言われても怖いですよ。

(再掲)男性は即結論 よほどのことには減点

男性は女性を第一印象2秒で3つに分けます。

1.性対象外

2.性行為したい

3.付き合いたい(日常的に性行為したい

2の「性行為したい」は1回で満足しますし、「またこの女性としたい」よりも「別の女性としたい」が上です。相手女性と会話を楽しみたい、という気はそれほどありません。3の「日常的に性行為したい」は心を通じ合わせた性行為をしたい、相手をもっと知りたい、という違いがあります。

3つの割合は同年代で2:6:2。「付き合いたい(好き候補)」は1人とは限らず、そう思った人数だけいます。そして第一印象が最終結論に近いです。男性は容姿を中心に好きになるので2秒で審査が終わります。顔1秒体1秒

 

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なぜ女性は一目惚れをしないのか

女性は彼氏についてこんなことを言います。

f:id:takatakijou:20190804101007p:plain「初対面のとき別にタイプじゃないと思った」
f:id:takatakijou:20190804101007p:plain「まさかこの人と付き合うことになるとは思わなかった」

付き合ってラブラブになる相手でも、恋愛序盤は好き候補ですらないことが多いです。特に男性のことが苦手気味の女性は、好印象からスタートすることはほぼありません。女性は警戒心を持っていて当然です。悪い男性を好きになってしまうと大きく傷つけられるからです。

女性は男性の総合力を判断して好きになります。結婚して経済的・精神的に安定した生活を送れる相手を総合的に選びます。それを見極めるには時間がかかります。自分に対して好意を持ってくれて、どれだけのことをしてくれるかというのも重視します。

しかし女性は初対面のとき別にタイプじゃないと思った男性を好きになることがあるのです。(男性の場合だとそれはまずありません) 初対面では分からなかったことや、その後の接し方によって好きになってもらえるんですよ。チャンスがあるということです。

女性は一目惚れはあまりしませんが、一目で足切りはします。身だしなみがダメなら人間性もダメだと判断されます。「初対面のとき無理だと思ったけど今ラブラブです」ということは絶対ありません。

(再掲)相手と付き合えるかの審査

女性は結婚できるかの審査と同じなので、必要な情報が集まるまで終わりません。どのぐらい集まったら終わるかというのも中々言えません。なのでどの時点で付き合えるか決断できるかは言い切れません。その女性にもよります。最低でもデート3回でしょうか。そのデートで集まる情報にもよります。男性も「この人と結婚できるか」と考えると慎重になると思いますが、女性はそれを付き合う前にするわけです。

 

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結婚前後の生活の男女差

 

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結婚前の生活

労働

労働

結婚後の生活

労働

出産・育児・労働

 

このように男性は結婚前後で労働中心の生活で変わりません。もっと言えば妻がどんな女性でも生活が変わりません。ですから女性ほど慎重に相手の人間性を審査しませんし、求めてもいません。

女性は出産したら生活が大きく変わります。そして夫がどんな男性であるかで生活や人生が左右されます。夫が稼いでくれるか。優しくしてくれるか。家事・育児をしてくれるか。義父母がどんな人か。不安は尽きません。男性は女性から選ばれたいなら、こういった面で安心を与えることができますとアピールしたほうがいいです。

出産で生活が激変する

筆者は2019年9月現在、1歳の赤子がいます。仕事して、保育所に迎えに行って、離乳食作って、親の料理作って、赤子の食事介助、親の食事、赤子の入浴介助、寝かしつけ、残りの家事。これを1人するのはいつか破綻すると感じます。2人でやってもクタクタなのに。これはもう労働なんですよ。

筆者は男女差を扱っていますし、妻に働いてもらってもいるので可能な限り家事・育児をしています。先程「男性は結婚前後で労働中心の生活で変わりません」と書きましたが、出産したら変わらないといけないですよ。妻に専業主婦になってもらうとか、家事代行を頼めるぐらいの経済力が自分にないなら、夫も家事・育児をしなければなりません。

妻が育休の間も「毎日休みなら大丈夫だろ」ということにはなりません。0歳前半は3時間前後おきに授乳するので、妻は慢性的に睡眠不足になりますし、出産での体のダメージがまだ回復していません。筆者は産後3カ月育休を取って本当に良かったと思います。21~1時まで筆者が赤子の面倒を見て、妻を寝かせるシステムにしました。

職場で「子供が産まれました」と言うと、「じゃあこれまで以上に稼がないとな」という老害男性がいると思いますが、昇給よりも定時終業で家事・育児するほうを奥さんは望むと思います。こういう夫の選択で妻の人生は左右されるんですよ。そりゃ交際相手・結婚相手を選ぶのは慎重になりますよ。一目惚れなんてしません。

 

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恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。

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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。

※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。

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【雑記】

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