女性は初対面7秒であなたを足切りする
男女差恋愛学86。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
前回に続き、初対面での女性の意識の話です。女性がまず考えるのは「この人は私に危険を与えてきそうかどうか」です。次に考えるのは「この人は私に不快・不利益を与えてきそうかどうか」です。「与えてきそう」と思ったらその男性を足切りします。「生理的に無理」と言われます。塩対応です。女性は初対面7秒で判断します。
（再掲）第1段階
女性が初対面で見るのは人間性以前の「まともな人かどうか」です。就職試験でいえば履歴書だけの書類選考と同じです。道に迷って通りすがりの人に尋ねようとするとき、みなさんは声をかけやすい人を選ぶと思いますが、このときと同じです。判断するのはその人の外見と所作だけです。
女性は7秒で「この人と話したくもない（生理的に無理）」が判断できます。「付き合いたい」はまだ判断できません。同性に対しても7秒でカースト位置と自分にとっての敵味方を判断します。
（再掲）7秒で「生理的に無理」にされる男性
主な要因は身だしなみです。髪、眉、髭、服、靴、装飾品、持ち物。特に何も気を付けていないなら大体ダメです。顔の造形でも人間性でもありません。身だしなみだけで「無理」にされるんですから、がんばるべきは身だしなみですよ。
7秒で無理と判断された男性は「7秒で人間の何が分かるというのか」という気持ちになると思いますが、大体分かります。就職面接でも入室から着席まで（7秒前後）で大体の合否が決まるという話もあります。特に女性は観察力と直感が優れており、男性よりも精度の高い判断力を持っています。そして第一印象が悪いとあとで覆ることはまずありません。
付き合いたいとは思えない男性に時間やコストをかけれません。就職試験でも応募者があまりに多い企業は書類選考でどんどん落とします。履歴書だけでその人のことが分かるなんてことはないですが、履歴書だけで興味を持てないなら落とします。応募者全員を面接はできません。
初対面7秒で分かる内面的なこと
・外見・身だしなみに対しての考え方
・初対面に対しての考え方
・女性全般に対しての扱い・態度
・女性と話し慣れているか
・私と会話をする気があるか
・私と良好な関係を築く気があるか
女性は初対面でかなり集中力を使って相手男性を見ます。危険はないとして、仲良く接して不快や不利益になるかどうか考えます。相手がイケメンでも「浮気や女遊びしそうかな」「殴ったりしそうかな」と考えます。7秒で速報値の評価が出されます。低評価なら「生理的に無理」と足切りされます。
もちろん女性によってどこから「無理」なのか違いますが、並んで歩きたくない（外見）、会話をしていたくない（人間性）、が足切りラインの基準になると思います。
なぜ女性は足切りをするのか
女性は恋愛意欲が男性より高いです。「彼氏が欲しい」という女性が大勢いるのに、中々彼氏を作らないのはそれだけ慎重だからです。女性は一目惚れしません。自分の人生が懸かっているからです。好き候補を見つけて関係を築くためには、無理男性の相手をしている時間はありません。
恋愛対象外確定ならそれ以上審査する必要がない。賃貸物件を探してて「家賃20万」だったらもう他の項目を見ないじゃないですか。オークションでいきなり自分の予算以上の値が付いたらもう見なくてもいいじゃないですか。
無理男性に恋愛対象にされたくないし、アプローチされたくないし、時間や労力を使いたくもない。不快でしかない。
無理男性と仲が良いと周りから思われると、自分の評判が落ちてしまうので敬遠。
筆者は彼氏が欲しい女性の対しては「7秒で足切り確定をするな」とアドバイスします。高望みしている女性ほど足切りが早いです。すべての男性は完成品ではありません。外見も意識も会話も直せます。直るかどうかを見て足切りすべきと思います。
プロ野球の入団テスト
各球団はドラフト外で入団テストを行っています。球団によって条件やテスト内容は違いますが、18歳~24歳、身長175cm以上で参加でき、一次テストは50m走（6.3～6.5秒以内）と遠投（90~95ｍ以上）です。
走力と肩しか見ないのです。一次テストを合格できないと野球を見てもらえません。どれだけ技術があろうと、野球への想いがあろうと、最低限の身体能力がないとプロでは通用しないので、それがない選手は足切りします。
能力の高い選手ならスカウトが来てドラフトで指名されます。スカウトから声がかからない時点でプロになれる望みは薄いです。近年テスト入団で活躍した選手はいません。
投手は1球見ただけである程度のことが分かる
外見：右投・左投、身長、体格、筋肉量、表情、発汗。
フォーム：上・斜・横・下投げ、フォームの長所・短所・欠点、投げっぷり。
投球：球速、球種、球筋、回転数、変化量。
1球でその投手のすべては分からなくても、どのレベルかは推測できます。スカウトは1球見ただけで帰るんです。体調が悪かったとか準備不足だったとか聞いてもらえません。
女性からしたら7秒で十分なんですよ。
あなたが「そのときが来たらがんばる」と思っていても、自分が好きになる女性との出会いはいつあるのか分かりません。普段できてないことは本番でもできませんし、身だしなみは日々の積み重ねです。足切りされたら以後どうやっても交際は無理です。
初対面ってそれだけ大事ですし、取り返しがつかないんですよ。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
ぱっと見で「なんか仲良くなれなさそう」と思った人間の真価を確認する時間があるのなら、ぱっと見で「仲良くなれそう」と思った人間の真価を確認したほうがいいのです。
「ぱっと見で仲良くなれそうにない人の中にも、仲良くなれる人はいるよ！」と仰る方もいらっしゃることでしょう。
その通りです。
ですが、わざわざ「ぱっと見」で印象の悪かった相手に労力をかける理由がないのです。
このように「私と合わないかな」と最初に感じると、相手に対する興味がなくなり、会話を楽しもうとする気が失せるのです。たとえば、パーティで声をかけられたり、合コンで隣に座ったりした男性のルックスが好みでなく、会話のノリも良くないと、「うん」などと、うなづく程度。
女の子はつまらない人（恋人にはなりたくない人）と話しても仕方がないから、話を盛り上げたり、共通点を探したりすることはありません。きちんと話していないのに、つまらない人と勝手に決め付けているだけなんですけどね。
高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou
