男女差会話学 男性は情報交換、女性は感情共有

男女差恋愛学96。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。

恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。

f:id:takatakijou:20200223225408p:plain

前回は「会話で重視するものの男女差」でしたが、今回は「会話(雑談)の目的の男女差」についてです。

f:id:takatakijou:20200307231323p:plain「えっ、そんなの情報を交換する以外にある? お互いに考えていることや知っていることを伝え合うためでしょ?」

それは男性の会話であって女性の会話は違うんですよ。

女性は快感を求めてしゃべる

みなさんは夕方女子中学生2人が道端に座って話していたり、炎天下の道端で中年女性2人が立ち話をしているのを見たことがあると思います。女性は深夜に電話をしたり、長電話8時間をするなど男性には理解ができないほど会話をしようとします。

それはしたいからしているのであって、女性はしゃべって共感されるのが快感です。快感だから何時間でもしゃべり続けます。男性は「何をそんなに話す内容があるんだ」と感じますが、話の内容はなんでもいいし、結論がなくてもいいし脱線しても構いません。自分たちもなんの話をしているか分からなくなるぐらいです。それでいいんです。話の内容に納得したら快感ではなく、自分の感情に共感してもらえると快感だからです

快感とは別に、マイナスの感情を抱えきれなくなると「聴いてほしい!」となる場合もあります。そのときは深夜でも女友達に電話をかけることがありますし、女友達もその事情が分かるので聴いてあげます。男性なら「こんな夜中に電話なんて失礼だろ!」と怒るはずです。

女性はしゃべらないと感情を消化できない

男性は「自分でそう思ったんだから、他人がどう思おうが関係ない」と思えます。自分1人で感情を完結できます。それ故に自己満足に走りやすく相手の気持ちを考えなかったりします。

女性は「自分はこう思ったが、他人はそう思わないなら腑に落ちない感じがする。自分の思いを共感されたい」と思ってしまいます。女性は喜怒哀楽の感情を、インプットと同じ量をアウトプットしないと(会話で共感してもらわないと)感情を消化できません

女性は複数人で行動することが多いのはライブで感情を共有したいからです。1人でおいしいものを食べても「この経験を話したい」となりますし、「一緒においしいものを食べたよね」という経験にもしたいです。

女性が話したいこと1つにつきバスケットボール1個抱えていると思ったらいいです。3個はもうヤバイです。内容によっては強めの尿意ぐらい切迫して「聴いてほしい!」となります。

f:id:takatakijou:20200307231323p:plain「不便じゃない?」

不便ですよ。めっちゃ不便ですよ。男で良かったですよ。

 

f:id:takatakijou:20200307232123p:plain

女性の話はほとんど感情の話

例えばあなたに彼女がいて「明日って晴れるかな?」と言われたらあなたはどう答えますか?

f:id:takatakijou:20200307231414p:plain「知らない」
f:id:takatakijou:20200307231414p:plain「確か晴れだったよ」
f:id:takatakijou:20200307231414p:plain「今スマホで調べる」
f:id:takatakijou:20200307231414p:plain「神に訊けよ」

こんな感じだと思います。不正解です。彼女はガッカリします。

もし男性に「明日って晴れるかな?」と言われたら、それは天気の情報を知りたがっていますので情報の話をすればいいです。しかし相手が女性ならばそれは感情の話だと前提したほうがいいです。

模範解答は「晴れたらいいよね」です。これ天気の話ではなく私の感情の話なんですよ。女性は天気を知りたければ自分で天気予報を調べます。「晴れるかな?」は「私は晴れてほしい」であり、その感情を受けとめてほしかった訳です。それなのに天気の情報の返答をされると「私の感情が無視された」と感じます。

男性は「分からねぇよそんなこと」と感じてもしょうがないと思います。誰も教えてくれないですから。この場面でも彼女は黙って幻滅して、「こう返答してほしかった」とは教えてくれないですよ。だってあなたと対立するほうが面倒ですから。ただ女性側も男性に女性同士の会話を求めるのは間違っています。だからみんな男女差を学んで歩み寄りましょうよ。

男性が大事なのは情報、女性が大事なのは感情

岩月謙司さんの本(どの本か分からなくなりました)でこんな男女差が紹介されていました。男女で遊園地デートをしたあと、アトラクションの楽しかった順番を女性は言えますが男性は言えません。アトラクションに乗った順番を男性は言えますが女性は言えません。これは大事にしているデータが男性は情報で女性は感情だからです。

会話においても、男性にとって会話は情報の入力・出力の手段であり、その情報に目的があると考えます。女性にとっては会話が目的であって内容によって左右されません。テニスのラリーを楽しんでいるのと同じです。感情の共有ができれば会話は成立します。ただし男女でそれは難しいです。

女性は感情を重要視するだけに、過去の嫌だったことを鮮明に憶えていますし忘れません。一字一句レベルで憶えています。恨みは一生根に持ちます。

感情の話をしましょう

あなたは「痛いの痛いの飛んでいけー」としてもらったら嬉しいですか? もちろんそれで科学的に痛みが和らぐことはないですが、相手が自分のためにわざわざおまじないを唱えて痛みが和らぐことを祈ってくれたその心遣いが嬉しい。これが感情の話なんですよ。

女性に感謝するときは「ありがとう」よりも自分の感情を伝えてみましょう。お礼に何か奢るよりも心的距離が縮まりますよ。

f:id:takatakijou:20200307231444p:plain「手伝ってくれて助かったよ。すごく嬉しかったよ」
f:id:takatakijou:20200307231444p:plain「女性さんが気づいてくれて嬉しかったよ」
f:id:takatakijou:20200307231444p:plain「女性さんにそう言ってもらえて元気が出たよ」

 

恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。

------------------------------------------------------

※男女差は当てはまらないことが大いにあります。

※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。

感想・ご意見をお待ちしております。このページ下部の「コメントを書く」かツイッター該当記事にコメント。もしくはメールでお送りください。takatakijou●outlook.com

男女差恋愛学の目次はこちら

【雑記】

高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou

f:id:takatakijou:20200307232539p:plain