男女差恋愛学105。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。
「女性の感情なんて分からない」「女性が何を考えているか想像がつかない」
男性はみんなこんなことを思いますが、100%まで分からなくても表面的な2･30%が分かれば十分です。相手女性が今どんな精神状態か、話題に対してどんな感情を持っているのか。喜怒哀楽まで分からないなら快・不快の二択で分かればいいですし、まず分かろうとしましょう。
会話原則13 感情・所作を観察
男性は話を聴くときに「何を話したか（情報）」を重視しますが、女性は「どういう感情で話したか」を重視します。つまり男性は話相手の感情はほとんど気にしていないのです。するとどうなるかというと、男性の自慢話を女性が嫌そうに「すごいですね」と言ったら、男性は褒められたと思いもっと話したりするのです。
相手女性の発言や表情や所作を観察して感情を読みましょう。1番観察が必要なのは自分が発言したあとの反応です。女性は3種類の反応をします。1.良い反応、2.①に見えるキャバ嬢対応、3.悪い反応。童貞には1と2の違いが分からなくて仕方ないですが、3は分かるようになりましょう。
モテない男性ほど相手の反応を見てないです。ミスをするのは仕方ないですが、ミスに気付いてください。気づかないからいつまでも同じミス（変なアプローチ）をするのです。砲撃したら弾着観測をしっかりしてください。全弾命中したと思ってるでしょう。狙撃手の方はちゃんと観測手 （スポッター）を連れてきてください。
相手女性の悪い反応
表情が楽しそうではない。目が笑っていない。退屈、困惑、嫌悪、無の表情。
視線が泳ぐ。自分を見ない。周囲を見回す。時計やスマホを見ている。
相槌のみになる。質問しない。質問に答えない。無言になる。ため息をつく。
体や爪先がこちらを向いていない。髪や物を触り続ける。自分の爪を眺め続ける。腕を組む。
悪い反応が出たら原因を推測しましょう。自分のことが嫌いなのか。自分の話が面白くないのか。何か空気が読めていなかったのか。答えは分かりませんし教えてくれませんが今後の参考にします。
悪い反応を見せるということは、相手女性にキャバ嬢対応すらする気が起きなかったということです。面白い話をして巻き返そうなんて思わないでください。原因が分からなくてもできるだけ早く話を切り上げて去ってください。悪いなりにも相手女性は「おっ、空気読めるじゃん」と感心します。
反応が悪いからといって、即座に自分が脈なしという訳ではないです。忙しかったり、体調が悪かったり、気分でなかったりすることもあります。自分に対して毎回反応が悪いなら脈なしかもしれません。
「キャバ嬢対応されるのも脈なしでは？」と思うかもしれませんが、すべての男性は最初はキャバ嬢対応されます。始めから好意を持ってもらえるということはないからです。ただ、延々とキャバ嬢対応されるのは心的距離が近づいてないので脈なしです。
会話原則14 感情・所作をシンクロ
女性との会話は共感だといわれて久しいですが、こちらが共感していることを言動で示さないと伝わりません。「めっちゃ分かる」と事実思っても無言・無表情だと女性は拒絶されたと受け取ります。
まず単純に相手と同じ表情をしましょう。これは意識しないとできないですよ。自我を捨て、相手の感情を自分に憑依させてください。
次に相手の話をよく聴き、相手の発言の中で感情を表した言葉は何かを判断しましょう。快の話であれば「それは良かったね」と笑顔で言い、不快の話であれば「それは嫌だったね」と悲しそうに言いましょう。あなたの意見は言わないでください。
会話を進め、こちらが反応するべきキーワード、相手が話したいことは何かを判断しましょう。それについて質問して話を促しましょう。相手が話し足りない感情を話してもらうためです。そしてそれを共感します。相手の語彙をコピーしたりオウム返しで「○○なんだね」と言葉もシンクロさせましょう。
相手の所作もシンクロしましょう。話すスピードや笑い声の大きさを長さ、姿勢や体の動きを自然に真似します。
会話原則15 会話情報を記憶
相手女性の快・不快が分かれば今後の配慮ができます。人間性を知ることができますし、他の快・不快も予測できます。のちのデートやプレゼントのヒントにもなります。
開示してくれた情報から心的距離を考えましょう。これは会話毎に考えるほどです。急いで心的距離を近づけようとはしないでください。過去記事『男女差会話学 会話と心的距離』を参照。
「女性さんは前にも○○って言ってたよね」「女性さんはこれ好きそう」と言えれば、あなたの感情を大事に扱っていると表明できます。あなたの人間性に興味があり容姿だけで好きになったのではないという根拠にもなります。
好き候補女性の情報はメモしておきましょう。○○は快、○○は不快、データ的なことなど。相手の分析もして、「じゃあ今度は○○の話をしてみようか」など会話戦略を立てれます。あと単純に好き候補女性が複数になってくると憶えきれなくなるからです。
結構前に話したことを憶えてくれていた、というのは女性は嬉しいです。男性でも嬉しいでしょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
①相手の表面上の情報を観察する
②相手の動態を観察する
この観察で、デート相手交際相手に提供すべきプランや気遣いの確定が可能で、観察がうまい方はほぼ100%失敗することがないと言い切ることも可能です。相手の観察と推察を繰り返すことで、徐々に相手の好きなことや相手とのコミュニケーションをどうすべきかを決めることが可能です。そしてそれが積み重なると、「インサイト」と呼ばれるものを発見することが可能です。
「この人はこれをしたら喜びそうだな」
「この人はこれが好きそうだな」
という、相手が口にはしていないし、自分でもあまり意識してこなかったことについても、なんとなく分かるようになることがインサイトの発見だと思ってください。
だから、女性を相手にするにあたって、一番大切なことは、ノックしたときの「相手の反応」を「観察」することです。
ノックし続けるだけじゃなくて、“コンコン”ってしたあとに耳を澄ませることが大事。相手が自分のことをどう思っているかを「くみとる勘を磨く」こと。これにつきると思います。
高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou
