貸し借りや頼みごとをする - 高田机上の男女差恋愛学

男女差恋愛学145。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。

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会話を3分以上続けることができる心的距離になったら、物の貸し借りとしたり手助けを頼んでみましょう。それらに応じてもらえるかで心的距離が明確に分かりますし、相手の人間性を判断する材料になります。

筆者は恋愛において「相手を試すな」と主張していますが、試すというのは「わざとマイナスなことをしても、相手は自分のために行動してくれるかを知ろうとすること」のことですので、これは試すことには該当しないと判断しています。

（再掲）初対面以後からデートの約束までの会話5ステップ

ステップ1
挨拶をする。業務の話。当たり障りない話。

ステップ2
世間話。時事の話。テレビの話。会話を30秒続けることができる。

ステップ3
趣味の話。生活の話。会話を1分続けることができる。

ステップ4
物の貸し借りができる。頼みごとに応じてもらえる。会話を3分以上続けることができる。

ステップ5
デートを打診する。連絡先交換をする。

相手から借りる

上記のステップ4まで到達した方が対象なので、会話を3分できたことない相手には実践しないでください。貸し借りをすると、相手が前回記事『人間3タイプ　誠実型・気分型・クズ型』のどのタイプかが分かります。自分は借りてすぐ返せば誠実型だと示すことができます。

まず自分から貸してもらいます。会話に出てきたあなたの好きなものに自分も興味があるから貸してほしいと。自分も買うのではなく相手から貸してもらうんです。借りれば「自分に貸してくれるか」が分かりますし、すぐに返して感謝を伝えるのがアプローチになりますし、感想を話し合って共感や相手の解釈を知ることができます。

だから「ありがとう、良かったよ」で終わらず、感想で会話を沢山するんですよ。元々興味がなかったものでも「それ前から気になってたんですよ」と言って借りましょう。「他にもあったら貸してください」と頼みましょう。

相手に貸す

先に貸したことで、相手も自分から借りやすくなります。「こちらも貸しますよ」とも言いやすくなります。自分が貸したいものではなく相手が借りたいものを提案してください。相手がまだクズか分からないので、返ってくなくても被害額が軽いものにします。漫画1冊や音楽CD-R1枚など。返してくれる人だと分かれば次回から増やしてもいいです。

貸すときに「返すのはいつでもいいから」と言ってはいけません。「いつでも」は何十年後の返却でも成立してしまうからです。「あげてもいいものだから」とあげるのもダメです。返してくれる早さが分かりませんし、相手はもらうことが負担になってしまいます。

貸したものが返ってこなかったら、1週間後ぐらいに「貸したものどうだった？」と訊きます。催促はこの1回だけにします。今後貸したものの話題はやめます。返ってこない貸したものはあげたつもりでいましょう。相手が誠実型ではないという判断をした上で今後の関係を考えましょう。

貸すことを提案して相手に断られたらすぐ引いて話を変えましょう。「遠慮しなくていいから」と粘らないでください。過去記事『男性の思う優しさと女性の求める優しさは違う』を参照。

ステップ4までは相手が「興味がある」と話したり、貸そうかなという話の流れになっても貸すことを提案しないでおきます。相手から求められたら貸していいです。それは相手が「本当にそれに興味がある」「心的距離的にも貸してくれそう」と思ってくれたということなので中々の脈ありです。

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頼みごとをする

人は助けた相手に好意を持つ心理があります。相手の頼みごとを聞くのではなく、相手に頼みごとをしましょう。男性は女性に何かをしてあげたがりますが、恋愛序盤では点数稼ぎに思われるのであまりしないほうがいいです。

自分が困ったときに相手女性を最初に頼るようにします。わざわざ用事を作るまでしなくていいです。手助けしてもらうことで「いつもありがとう」と伝えれたり、今度は自分が手助けできたり、助けてもらったのでデート代を払うなど口実が作れます。
f:id:takatakijou:20210411234840p:plain 「女性は頼みやすいからつい頼んじゃう」
「女性さんは優しいから頼みやすい」
「こんなこと頼めるの女性さんだけだよ」
「女性さんは話しやすいから話しちゃう」
「こんなこと女性さんにしか話せない」