男性の恋愛の足枷

男女差恋愛学39。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。 

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女性にはなく、男性の恋愛には足枷になるものがあります。恋愛テクを身に付けるより先にこちらを克服しましょう。

男性の恋愛の足枷 プライド

ありのままの(何も努力をしていない)自分を受け入れられたい。アプローチをがんばるのは自分に魅力がないからであってそれをしたくない。恋愛指南記事の言うことを聴くのも悔しい。自分に魅力がないと思いたくない。自分を見初めてくれる人がいると信じたい。

上から目線でいたい恋愛に興味ない振りをしたい。「女性に相手にされない」より「自分が女性を相手にしない」ほうが楽。自分のプライドを守りきりたい。求道者みたいなスタンスになりたい。そうしないと自我を保てない

告白しなければ付き合うことはできませんが、振られることもありません。 告白しなければ「もし告白したら付き合ってもらえるかもしれない」という希望を持っていられます。その希望を励みに生活していたらそれを失うことをしたくない。希望を持ち続けるためには決着をつけるわけにはいかないのです

万全を期すなら好意も示しません。好きな人に好意を示さなかったら、自分に脈がないとも分からないでいられます。会話もしません。自分に脈がないのが分かってしまう危険があります。「まだアプローチせずに様子を見よう」とかもっともらしい理由をつけてアプローチしません。

男性はプライドが原動力の1つです。実績が欲しい。競争に勝ちたい。キャリアアップしたい。有能だと思われたい。自己満足したい。しかし原動力にもなりますが、優秀でない男性にはこじれる原因にもなります。実績がないことを隠したい。勝てない競争はしない。キャリアに負い目。無能だと思われたくない。

失恋したとき、女性は友達に「慰めて!!」と泣きついて喋りまくります。男性は誰にも言わずにふさぎ込みます。他人に話すのはプライドが傷つくからです。もし話して「それぐらいのことで」と言われたらもっと傷つくからです。

 

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プライドが恋愛を邪魔する理由

内的理由。自尊心を保ちたい。恥をかきたくない。心を乱されたくない。決断を間違えたくない。
外的理由。無能だ思われたくない。世間体を保ちたい。嫌われたくない。強がらないといけない。

プライドを守るためにしないこと

1.恋愛しない
そもそも恋愛しなければプライドは傷つきません。恋愛に興味がない振りをしたり。男性は女性よりも恋愛意欲が低いので、恋愛しなくてもあまりストレスがありません。

2.自分磨きしない
おしゃれしたら負け。化粧水とか使ったら負け。恋愛指南を読んだら負け。何と戦っているかといえば自尊心です。他人にバレないとしても自分は敗北感を感じて耐えられない。

3.アプローチしない
うまくいかなかったら傷つくから。アプローチ失敗は相手にも周りにも見下されてしまう。自分のダメさを自覚してしまう。

4.告白しない
断られたら最大のショック。希望もなくなった。しばらく落ち込む。落ち込んだところを他人に見られたくない。その女性と以前のように接せない。噂されるかもしれない。まだ待てば良かったかもしれない。立ち直れないかもしれない。

プライドを守るためにすること

イキリ行為。マウント行為。リア充批判。女性を見下す。同調意見を集める。

恋愛から遠ざかることしかしてない。

自尊心との戦いをやめましょう

あなたが恋愛指南を読んでも失恋しても、他人はなんとも思っていません。職場に失恋した男性がいたらどう思いますか? どうでもいいでしょう。彼女ができるかの勝負をしましょうよ。もしもおしゃれや恋愛指南が女性にバレて引かれるかといったら引かれないですよ。化粧水なんてむしろ感心されますよ。自尊心と戦うのを辞めましょう

 

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男性の恋愛の足枷 性欲

恋愛登山における旗(性欲)の扱い

リュックの中の旗は頂上まで一度も出してはいけません。山(女性)は頂上以外で旗を刺されるのが絶対嫌ですし、旗を見せられること自体嫌です。初めから旗を手に持って登山を始める登山者がいたり。5合目あたりで「これは旗が刺せそう」と旗を取り出してしまう登山者がいたり。9合目辺りで「もうすぐ頂上だ」と旗を取り出してしまう登山者がいたり。こいつらは滑落します。

性行為ができるのは付き合って以後です付き合う前に性行為することはあきらめてください。その可能性を模索しないでください。性欲を見せてしまって、翌日から女性にアプローチ拒否をされたら、これはもう拒絶であり、付き合える見込みはありません。性欲を見せないにしても、「もしかしたら今日性行為できるかもしれない」と思うのは雑念であり、正常な判断と選択ができなくなります。そして女性は鋭いのでそれを察知します。

男性は付き合う=性行為OKだと思っています。「旗を刺さなければ登山に意味がない。早く刺したい」という意識だとうまくいきません。女性に対しては旗なんて持ってないぐらいの振る舞いをしたほうがいいです。登山途中で鳥を見たり景色を見たり、登山自体を楽しむ意識があったほうがうまくいきます

性欲にとらわれると「この女性はヤらせてくれるか?」ということに執着してしまい、女性と接していてもOKサインが出ているかどうかに意識がいき、相手を好きになろうとか自分を好きになってもらおうという恋愛意識が薄れます。一緒に食事に行けば性行為の合意だと都合よく考えたりします。

女性はアプローチしてくる男性に対して「こいつは体目当てか?」という警戒をしています。男性の「とにかくヤりたい」「誰でもいいから」という動機は言動や所作でバレます。女性にとって性行為はシリアスな問題です。どの相手とするかはかなり慎重です。

女性をお婆さんだと思って接する 

童貞良書『オクテ男子愛され講座』にはこう書かれていました。

たとえばあなたが自分のおばあさんと食事に行ったら、歩くペースもおばあさんに合わせるし、階段では「大丈夫?」と声をかけるし、重い荷物があれば持ってあげるし、お店のドアも開けてあげるし「唐揚げデカ盛りで!」 と勝手に注文したりせず「なに食べる?」と聞くでしょう。

大切なのはそういうこと。デートのときはスマートさなんて考えず、相手を大好きなおばあさん(80歳)だと思えばいい。そんなふうに接すれば、女性は必ず好印象を抱きます。

小手先のテクニックに走らず、「ふだんから人に親切にすること・気づかいや思いやりをもつこと」を最優先しましょう。

これはとても良いです。女性をお婆さんだと思って接する1番の利点は性欲を抱かず優しくできる点です。相手がお婆さんなら男性は、性欲が沸くこともなく、セクハラもイキリもする気が起きず、見返りも求めず、紳士的で献身的に気遣いができます。

早く性欲から解放されましょう。もう中高生じゃないんですから。性欲に囚われなさんな。性欲に執着して良い結果になったことはないでしょう。時間も女性も逃げていきますよ。

 

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恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。

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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。

※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。

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【雑記】

つまり彼氏様はテスト前の学生のように「俺、この恋愛別に本気だと思ってないから」と強がっているだけで御座います。

こう言っておけば、仮に振られても「俺も本気じゃなかったし」と言い訳が出来ますし、振られなければ振られないで「俺は本気じゃないのにちゃんと好かれる!」と思い込むことが出来るでしょう。彼氏様の目線ではどっちに転んだとしても、「俺は本気じゃないし」というスタンスでいた方が得だと思っているのです。

「就活がしたくなくてしたくなくて仕方が無いが、「就活したくない」と言うと自分が周囲から怠け者のように思われてしまうので、自分に関係の無い天気や電車の遅延といったような「就活をしない言い訳」を必死に探し、「自分は就活をしたいが、自分以外の色々なことが私の就活を邪魔してくるので、就活が出来ない」という風に体裁を保っている」ということになります。

高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou

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