男女差会話学 女性と何を話したらいいか分からない理由
男女差恋愛学98。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。
商品を売る営業職が「何を話したらいいか分からない」と言っているのと同じですからね。買ってもらうためにはどうするかを考えますよね。モテない男性は女性と会話をすることが目的になったりします。「やったー！ 女性と会話ができたー！」と喜びたいだけ。それだと会話ができても関係は進展しません。
女性と何を話したらいいか分からないのは
ゴールを決めていないからです。
究極的に言えば、好きな人との会話の目的は付き合ってもらうためです。そうと聞くとお前たちは「好きになってもらおう」と童貞行動をして失敗します。どうやったら交際に近づくかを女性視点で考える必要があります。
ゴールは交際です。あなたが分からないのは「無限にある話題から何を話したらいいか」ではなく、「付き合ってもらうために何を話したらいいか」なんですよ。今、目的地が分からない迷子から目的地が分かる迷子に変わりました。
「付き合ってもらうため」を2つに分けると「デートをしていいと思われる」と「デートを成功させる」です。女性視点だとデートせずに交際したいかは判断できません。自分に対してどんなデートをしてくれるかで交際後を想像します。その前に「デートをしてもいい」と思ってもらえないとデートできないので、デート許可とデート成功が男性側の目標です。
そのために会話もアプローチも交際が遠ざかるようなことをしてはいけません。1番意識してほしいのは心的距離です。心的距離を段々近づけていくことで交際も近づきます。
各段階の目標
第1段階（初対面）はまともな人だと認識してもらう。
第2段階（雑談）は雑談ができる関係になる。
第3段階（デート）は2人で会ってもらえる関係になる。
第4段階（告白）は告白して付き合ってもらう。
第1段階の会話方針
足切りされない。危険人物ではないと安心してもらう。所属組織を円滑にするため表面上の関係を築く。
第2段階前半の会話方針
相手のことを知る。自分のことを知ってもらう。お互いの共通点を探す。自分の会話力や気遣いを示す。
相手を恋愛対象にしていいか判断する。彼氏がいるか探る（直接訊くな）。恋愛意欲があるか探る。自分と付き合ってくれそうか判断する。相手の褒めるところを探す。
第2段階後半の会話方針
会話時間の多さで関係を深める。容姿以外を褒める。デートをしてくれる心理的距離まで近づける。デートをする口実を探す。
デート予定地域を絞る。デート予定内容を絞る。デート予定料理を絞る。デート中の話題を準備する。いつかするプレゼントのヒントを探す。
第3段階の会話方針
自分とのデートを楽しんでもらう。次のデートにつなげる。次のデート地域・内容・料理を絞る。
さらなる会話時間の多さや話の深さで関係を深める。雑談LINEも開始。もっと褒める。自分のことを信頼してもらう。自分の自然体や思想を知ってもらう。
第4段階の会話方針
明らかに好意を示す。相手をかなり特別扱いする。会ったら5回褒める。誠意や覚悟を表現する。俺は告白するからあなたも覚悟決めてよ。
これらの会話方針を過不足なくこなせれば大体付き合えます。モテない男性は第2段階前半でアクセルを踏みすぎて、第4段階でブレーキを踏みすぎます。特に第4段階は初めて走る高速道路状態ですので勇気が必要です。
各段階（心的距離）によって会話内容は変えなくてはいけません。第2段階前半でデートに誘うのは早すぎですし、デートできたのにいつまでも当たり障りない話をしていてはいけません。
「デートをしていいと思われる」ためには失点を防げぎ続ければ大体クリアできるはずです。多くの男性にはそれも難しいんですが。「デートを成功させる」ためには準備や気遣いをがんばらないといけません。別稿に譲ります。
デートを毎回成功させたけど告白して振られたとしたら、恋愛搾取されたかキープされたかですので撤退しましょう。
緊張して何を話したらいいか分からない問題
緊張なら話題どうこうではありません。まず確認すべきは誰に緊張するかです。
相手が店員女性でも緊張しますか？ → しないなら知り合い女性で緊張。
相手がブス女性でも緊張しますか？ → しないなら恋愛対象女性で緊張。
相手が中年女性でも緊張しますか？ → しないなら同年代女性で緊張。
相手が男性でも緊張しますか？ → しないなら女性全般で緊張。するなら恋愛以前の問題。
相手に対して「失敗したくない」「失敗を見られたくない」と思うと緊張します。何をもって失敗かと考えると恋愛対象外にされることのはずです。当たり障りない会話でそれにされることはないですよ。話題ではないんですよ。オドオドした態度で恋愛対象外にされます。
緊張を減らすためには場数を増やすことです。まず緊張しない女性と多く話し、次に緊張する女性とも会話を増やしましょう。それと知識を持つことです。男女差を学んで知識量で余裕を持ちましょう。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
会話で重要なのはあなたが何を話したいかでなく、「相手が話したいことを聞くこと」です。つまり「相手の情報が多ければ多いほど会話のネタに困ることがない」という事が出来、自分が何を話すべきかどうかが分かるのです。
会話ができない人は
・何を話していいか分からないのではなく、自分と相手の共通になる話題がないという思考に陥っているのであり、相手の話を聞けばいいという事を分かっていない
・何を話していいか分からないのではなく、話題の元となるべき相手の情報を知っていない
「女性のほうが断然、流行に敏感だから、話を合わせられない。『はなっからムリ』な話題は気が重い」
「仕事の忙しさにかまけて、女性と共通の話題を持てない男性が多い」
「男性は、たわいのないことを延々としゃべる習慣がない」
「男性は、会話に情報を求めたり、話に結論を求める動物」
「男性は、自分の得意な土俵で話をしたい動物。だから、つい自分をアピールできる仕事の話になりがち」
高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou
