男女差会話学 会話と心的距離
男女差恋愛学99。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。
前回の『女性と何を話したらいいか分からない理由』での心的距離について詳しくお伝えします。女性慣れしていない男性は、女性との心的距離が分からず大体失敗します。心的距離は恋愛では必ず意識しないといけないもので、毎日測るぐらいです。
(再掲)恋愛登山の関所
第2段階 |
1合目 |
挨拶ができる |
2合目 |
業務的なことを頼める |
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3合目 |
雑談を3分できる |
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4合目 |
私物を貸し借りできる |
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第3段階 |
5合目 |
デート1回目 |
6合目 |
雑談LINE |
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7合目 |
デート2回目 |
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8合目 |
デート3回目 |
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第4段階 |
9合目 |
夜に飲酒デート |
10合目 |
告白・交際 |
(再掲)心的距離
10m |
挨拶ができる |
9m |
業務的な話題を話せる |
8m |
無難な話題を話せる |
7m |
趣味の話題を話せる |
6m |
休日に何をしているか(真実)を話せる |
5m |
恋愛経験を話せる |
4m |
住所を教えることができる |
3m |
両親に紹介ができる |
2m |
言いづらい家庭の事情を話せる |
1m |
自分のトラウマやコンプレックスを話せる |
0m |
男性:暗証番号を言える 女性:「中出しして」と言える |
交際開始は3・4mあたりでしょうか。心的距離を決めるのは女性です。男性が相手女性を好きで「自分のトラウマさえ話せる」と話しても、相手がそこまでの距離でなければドン引きです。この心的距離は女性が表の項目を話してくれたら「あ、今何mまで許されてるんだ」と確認するためのものです。
(再掲)各段階の目標
第1段階(初対面)はまともな人だと認識してもらう。
第2段階(雑談)は雑談ができる関係になる。
第3段階(デート)は2人で会ってもらえる関係になる。
第4段階(告白)は告白して付き合ってもらう。
モテない男性は第2段階前半でアクセルを踏みすぎて、第4段階でブレーキを踏みすぎます。各段階(心的距離)によって会話内容は変えなくてはいけません。第2段階前半でデートに誘うのは早すぎですし、デートできたのにいつまでも当たり障りない話をしていてはいけません。
第2段階でアクセル踏みすぎ
男性は「付き合いたい」になるまでが早いです。男性側はもうすぐ交際の心的距離で、女性側は表面上の協力関係(ただの同僚など)の心的距離であることが多いです。当然ギャップが生まれます。女性は「グイグイ来られて怖い」と感じます。
心的距離を決めるのは女性です。心的距離10mからお伺いを立てて、相手の許しを得て、次の心的距離のお伺いを立てる感じで関係を進展させます。これマジですからね。女性が完全優位です。付き合ってもらいたいならそうしないとうまくいきません。
男性同士だと浅い関係でも食事に誘いますが、同じ感覚で女性を食事に誘ってはいけません。男性とは違う判断材料があり、コストやリスクを払って一緒に過ごしてもいいと思えないとデートはしません。女性がデートしてもいいと思える心的距離は、上記の表で言えば6m(休日に何をしているか(真実)を話せる)辺りです。
アクセル踏みすぎな男性は心的距離を先行した会話をしてしまいがちで、女性からしたら返答に困るような質問を繰り返し、普通の質問も答えてもらえなくなります。
第2段階で逆にブレーキ踏みすぎ
心的距離の縮めていき方が分からなくて手詰まり。そりゃ経験がないんですからしょうがないですよ。前回記事を参照。
男性がアプローチ待ちをしてはいけません。「10mから9mは自分がしたから、9mから8mは相手にしてほしい」と待つのは愚かです。自分が9mにしたら相手も9mに来てくれるのが脈ありであり、次は自分が9mから8mにして相手が8mに来てくれるかどうかです。もしも相手が先行してくれたら大きな脈ありです。
男性がアプローチ待ちして進展を止めると、女性からしたら「撤退された。私のことそこまで興味はなかったのか」と冷めます。
連絡先交換できたとして、LINE10回送って10回好反応の返信があったとします。このとき男性側は「相手からも送ってほしい」という気持ちになります。3日ぐらいこちらから送らないでみると相手からLINEは来ません。
「ああ、自分は好かれていなかったのだな……。撤退しよう……」
いやいや送れば好反応の返信が来ることが脈ありですから。関係を進展させましょう。それに恋愛においてそうやって相手を試す行為はしてはいけません。
第4段階でブレーキ踏みすぎ
告白するのはみんな怖いです。でも相手の気持ちを知るにはデートに誘うか告白するかしかありません。「俺のことどう思ってる?」なんて訊いても女性は「素敵な方だと思っています^^」と返しますよ。本心なのか対立したくないからなのかは分からないです。デートするか、交際するかは完全に0か100なのではっきりします。
恋愛序盤にはそれをはっきりさせてはいけないんですよ。男性は「現時点で俺のことはアリなのか?」と気になります。でも勝算もないのにデートに誘ったり告白して断られたらそこで終了ですよ。
相手の言葉ではなく行動で判断しましょう。「あなたと一緒にいたい」という意志は行動に表れます。相手からそれを感じる前に告白をするのは早すぎです。会話でもその意志を測りましょう。
告白は決心がついたらではなくタイミングが来たらしましょう。タイミングとは3回昼デートして夜に飲酒デートをしたあとです。
交際後に性交渉早すぎ
付き合うと自動的に、お互いなんでも打ち明け合えて、なんでも受けいれ合える関係になる訳ではありません。付き合った時点で性行為OKでもありません。男性はオールオッケーですが女性は違います。交際後もゆっくり心的距離を近づけていきましょう。
交際後の会話のほうが難しいと思います。交際前は接待ですが、交際後は共同作業です。意見が食い違うことも揉めることもあります。必要なのは話し合いと思いやりです。相手に対してそれをできなくなると関係は破綻していきます。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
おそらく皆様の周りのカップルを見ても「男性側」が様々なアクションを起こしてカップルになる場合が多いことと思います。
さて、そのように男性側がリードをして恋愛になる場合ですが、現実問題として恋人になるまでの間、女性からアクションが起こることはほとんど御座いません。
この場合女性は強い気持ちで「この人と付き合いたい」などとは思っていないのです。ですので「1回目のデートは自分が誘ったから、2回目は彼女から誘うべきだ」などという謎の平等論は一切役に立ちません。
2回目のデートに誘わなければ
まぁ「誘われたら行く」くらいのつもりだったし、誘われないなら別にいっか
となってしまうだけで御座います。