男女差会話学 こんな話題はやめましょう
男女差恋愛学127。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。
前回は『これを話題にしましょう』でしたが、今回はやめたほうがいい話題についてです。
話題の前に心的距離
男性は話題が間違っているよりも、心的距離を間違っている場合が多いです。心的距離を決めるのは女性ですので、段階を踏んで話題を選びましょう。
心的距離
10m |
挨拶ができる |
9m |
業務的な話題を話せる |
8m |
無難な話題を話せる |
7m |
趣味の話題を話せる |
6m |
休日に何をしているか(真実)を話せる |
5m |
恋愛経験を話せる |
4m |
住所を教えることができる |
3m |
両親に紹介ができる |
2m |
言いづらい家庭の事情を話せる |
1m |
自分のトラウマやコンプレックスを話せる |
0m |
男性:暗証番号を言える 女性:「中出しして」と言える |
交際開始は3・4mあたりでしょうか。心的距離を決めるのは女性です。男性が相手女性を好きで「自分のトラウマさえ話せる」と話しても、相手がそこまでの距離でなければドン引きです。この心的距離は女性が表の項目を話してくれたら「あ、今何mまで許されてるんだ」と確認するためのものです。
アプローチのつもりが迷惑行為
童貞行動 セクハラ行為
プライベート質問・詮索。ちゃん付け。身体についての発言。下ネタ・性的話題。性差別発言。共同作業強要。誘い全般。視線過多。ボディタッチ全般。待ち伏せ。連絡過多。関係が浅いのに「連絡先教えて」「来週の予定空いてる?」。
童貞行動 イキリ行為
知識自慢。学歴自慢。実績自慢。多忙自慢。筋肉自慢。酒豪自慢。愛車自慢。不健康自慢。寝てない自慢。武勇伝・悪行自慢。風俗常連自慢。
否定・批判・悪口・説教・中傷・差別。女性を見下す。命令口調。呼び捨て。彼氏面。乱暴。自称ドS。後輩を馬鹿にしてウケを狙う。弱者に対して強気。店員に横柄。八つ当たり。感謝・謝罪をしない。男同士のノリで「馬鹿」「死ね」など。2ちゃんねるのノリ。嘘や言い訳が多い。恋愛に興味がない振り。クロムハーツ。
女性性、恋愛、結婚の話はしないほうが無難
年齢にもよりますが「彼女いない歴=年齢」であることは、基本的に恋愛においてあまりプラスにはなりません。
「この歳まで彼女がいないということは何か問題があるのではないか?」と不安になるという点。
「恋愛経験がある」というのは「少なくとも1人の女性が彼を選び、彼を愛した」という保証なのです。
問題なのは「彼女いない歴=年齢」という条件と「素直ではない」という2つの条件が揃ってしまった場合で御座います。
とらのあな婚活の記事を読もう
共通の趣味のことを話すにしても注意が必要です。女性と同じ漫画やアニメの作品が好きだったとして、男女で話したい話題が違います。とら婚さんは結婚相談所ですが、婚活・恋愛でのコミュニケーションや戦略について無料でたくさんの記事を公開してくださっていて、筆者も参考にしています。
男性は「自分の世界」を重視し、気に入った人間をこの世界に引き込みたがります。そのため「自分の行きつけ」に連れていきたがり、「自分のオススメ作品」をレコメンドし、その感想を聞きたがるのです。そのため家族のことを語る時でも、あくまで自分の知る世界の中で物を語りたがります。
さらに、男性はこの「自分語り」コミュニケーションに”結論”を求めます。
「わかるー」「そうなんだー」ではなく、「すごい」「かっこいい」「面白かった」「なら今度●●してみる」という結論を期待し、自分の期待する結論と異なる回答をした女性を「価値観が違う人間だ」と判断してしまいます。
こんな話題はNG!・今期のアニメランキング
・今期のキャラクターランキング
・おすすめ作品の「プレゼン」
・おすすめ趣味の「プレゼン」
・自分の推しキャラの「プレゼン」
・作品の解説(監督、キャスト、スタッフ、作画、演出、演技テク、伏線など)
・作品の分析、批評、解釈
・作品のマメ知識こんな話題はOK!
・相手の好きそうな作品のレコメンド
・共通の好きな作品の「感動や驚き」の「シーン」の共有(※作りこみとかのことじゃないので注意)
・作品の「一般的」感想
・昔相手が何を好きだったか
・今相手が何を好きか
・どんなところが好きか
・最近相手が行ったイベント
・相手が興味のあるイベント、もの気付きましたでしょうか…実は、特にオタク男性にとっては自分のしたい話がなかなかできなかったりします。
男性が特定のコンテンツを語る時の内容は概ね下記になります。
・胸を震わせるシーン・セリフ
・そこに至るまでの作品の背景
・物語の整合性
・物語のメッセージ
・キャラ単独の魅力
・作品の演出
・作品の作りこみ
・作画
・作品の構造的分析
・声優の演技
・作者の考え
・原作の再現性
・制作スタッフの充実さ
・作品豆知識を披露しあう一方女性が特定のコンテンツを語る時の内容は概ね下記になります。
・胸を震わせるシーン・セリフ
・キャラの関係性
・キャラの関係性の派生解釈
・キャラの背景
・シーンのキャラ心情
・キャラと全体の物語性
・演出とキャラ心情のマッチ度
・キャラと中の人のマッチ度
・中の人や制作陣の愛情
・原作世界観の再現性
・作画
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
今回は引用ばかりで楽でした。僕は毎朝、自分と妻のお弁当を作りますが、おかずすべて冷凍食品を詰め込んだような爽快感がある。調理作業が軽減されるよりも頭脳労働が軽減されるのが楽なんですよ。考えたくない。仕事も行きたくない。