デート戦略を立てる - 高田机上の男女差恋愛学

男女差恋愛学168。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。

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デートをする関係を始めるなら、告白までの段取りを戦略的に考えないといけません。どう戦略を立てるのでしょうか。どんなデート戦略だと振られてしまうのでしょうか。過去記事とは違うことを書きますが、こちらが筆者の最新の解釈です。

負けるデート戦略

あなたは何回目のデートで告白する予定ですか？

f:id:takatakijou:20210805153631p:plain 「OKをもらえそうになったら……」

それって何がどうなったら頃合いなんですか？　恋愛初心者なのにOKをもらえそうなのが分かりますか？　分からなかったら確信を持てるまで告白をしないことになりますよ。

モテない男性の多くは戦略がなく、手探りで場当たり的なアプローチをしようとします。でもまあそんなの最初は誰も分からないですよ。戦略は必要です。デートを誘う前から3回目までのデート内容は想定したり、デート候補のお店は用意しておいたほうがいいです。

間違いデートについては過去記事『第3段階　デートについての考え方』を参照。

デートの回数は告白から逆算する

筆者は野球民なのでサッカーで例えるのは心苦しいですがこういうことです。

1回目で告白	センターラインからシュート　「意味不明」
2回目で告白	相手ピッチ中盤からシュート　「早まりすぎ」
3回目で告白	ペナルティエリア前からシュート　「狙えるならOK」
4回目で告白	ペナルティエリア内からシュート　「適切」
5回目で告白	ゴール前からシュート　「そこでシュートを打たないとかなんなの？」

5回が限度です。6回以降はもう「告白する気はない」「友達だと思っている」という意味合いになり、相手女性はあなたに好意があっても恋愛対象外にしてしまいやすいです。

1･2回で「自分がどういう人間かはもう分かってもらえた」と思ってもまだです。女性がまだ「あなたと付き合いたい」と思っていないうちに告白すると断られます。

3回目のデートがOKなのは大きな脈ありです。ナシにされていないのは明らかで、交際内定まではいかないですが前向きな検討はしているはずです。3回目で告白説が主流ですが、恋愛初心者がそんなうまくいくとは思えないので、筆者は4回目のデートで告白が適切だと思います。

もし4回目のデートで告白しようとしてできなかったら保険の5回目です。これでできなかったら終わりなので会って5分で告白したほうがいいぐらいです。ムードとかタイミングと言ってたら結局しなくなるので、その日のデートの流れができる前である会ってすぐがいいです。

デート開始からの期間

1回目のデートから1~2カ月で告白に行きたいです。デートの間隔は長くても2週間以内。2週間を越えて会えないと相手女性の気持ちが冷めます。

逆に1~2カ月は時間をかけてください。1回目のデートから1カ月以内で告白は早すぎる場合があります。女性は審査が厳しいですし、友達と相談したり、好きになるにしてもゆっくりだったり、他にも彼氏候補の男性がいるなら迷いますし、男性よりも時間がかかります。男性は待つしかありません。自分ががんばるほど好きになってくれるということでもありません。

デートのグレードは上げていく

1回目	カフェで客単価1000円。（奢るので2人分）
2回目	食事で2000～3000円。
3回目	遊ぶ＋食事で4000円～5000円。
4･5回目	夜＋飲酒＋食事で5000円～。

「全力接待で誠意を示したい」と1回目に客単価5000円を持ってくると、女性は奢られる負担を感じますし「見返りを求められている」と感じて重いです。客単価1000円なら奢られる負担も見返り感も少ないです。だから1回目はわざとお金をかけないほうがいいです。

1回目に客単価5000円を持ってきて、2回目以降はどうしますか？　がんばって5000円を続けたとしても、女性は「グレードを維持していて関係が進展している気がしない」と感じます。客単価を下げていくとしたら「私は恋愛対象外だからグレードを下げたのか」と感じます。

デートのグレードは上げていくしかないのです。そのためにも1回目から全力接待をしてはいけません。こうやって先を読んで計画するのが戦略です。

心的距離は近づけていく

好意やアプローチのアクセルを徐々に踏んでいきます。

1回目	アクセル：ブレーキ=2:8　安心してもらう
2回目	5:5　楽しんでもらう
3回目	7:3　お互いのことをもっと知り合う
4･5回目	9:1　交際してもらう

恋愛初心者男性は1回目にアクセルを踏みすぎるか、3回目にブレーキを踏みすぎることが多いです。何回デートしても紳士ぶって1:9だと確実に友達どまりになります。

パーソナルスペースと会話の心的距離も徐々に近づけていきます。

1回目	歩く2人の距離1.5m。対面に座る。当たり障りない話。普段の雑談の延長。仕事など同じコミュニティの話。そこから相手を褒める・感謝する。次のデート内容を決めるために食べ物の話をしておく。
2回目	歩く2人の距離1m。斜めの席に座る。趣味の話。学生時代の話。旅行の話。自分の自然体で話す。自分の意見を言うようにする。次回のデート内容を決めるために遊ぶ内容の話をしておく。ブルペンキャッチャーを卒業し、試合の捕手として投手にも意見する。
3回目	歩く2人の距離50cm。2人で遊ぶ。並んで座る。よく褒める。家族の話。自分の過去の話。次回のデート内容を決めるためにお酒の話をしておく。自分も投手になる。意見が割れることを恐れず、違う意見を受けいれあう。
4･5回目	夜に会う。飲酒する。沢山褒める。恋愛の話。思想や未来の話。帰り際に告白。