男女差LINE学【基本】LINEで関係が深まることはない
男女差恋愛学190。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
付き合いたい女性とLINE交換ができたとして、LINEでアプローチすれば関係が深まるのでしょうか。どんなことに注意しないといけないでしょうか。
恋愛指南記事「LINEテクニック」「LINEでアプローチ」
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それは対面会話でしろ。
LINEを対面会話と同じ扱いにしてはいけません。LINEは相手にプライベートな時間で応対させてしまいます。デート前の関係なら雑談LINEは相手にとっては迷惑のほうが大きいです。「アプローチのため」と言う男性は、それって自分がしたくて自分が楽しいだけなんですよ。
例えば、あなたが相手女性の住所を知っているとして、毎日家に行って玄関で雑談して帰れば関係は深まると思いますか? それを「深まる」と信じてアプローチしているのがストーカーです。
女性にLINEを送れば少なからず対応してくれると思いますが、それは「無視したら対立したり、何をされるか分からなくて怖い」からかもしれません。
LINEの難しさは相手のプライベートな時間を奪うだけではなく、正しく伝わらなかったり男性が心的距離を勘違いしやすいこともあります。過去記事『祝!連絡先交換! でも注意すること7個』『LINEと対面会話との違い』を参照。
LINEで関係が深まる前提だとLINEでアプローチしてしまう
モテない男性はLINEをがんばろうとします。毎日LINEを送り、相手はうんざりしているのに、「これでまた1歩関係が深まった」と勘違いします。しだいに送信頻度、文章量、返信速度、返信内容などで温度差が表面化します。既読スルーされるころにはすでに嫌われています。
LINEはがんばるほどに好意が出すぎます。それを「相手への誠意」と思う男性もいます。ですが相手女性は「ガツガツしすぎ」「怖い」「この人格下」と感じます。マイナスにしかなっていないんです。
デート前の関係で、相手女性に心配やねぎらいや励ましを送っても「お前に送られても嬉しくない」と思われます。「なんでも話してね」「頼ってね」「もっと仲良くなれたら嬉しい」「もっと一緒に居たい」「○○してあげたい」「寂しい」などの関係を深めることを望んでいる表明は重いです。
男性がLINEでアプローチしたがるのは、それで成果を見込めるからでも相手が喜ぶからでもなく、自分がしたいからです。返信が来るか試したい。返信をもらって安心したい。でもそれ社交辞令の返信ですよ。野球でダイビングキャッチをしたがる人は、アウトを取るためではなくダイブをしたいからです。
LINEは対面会話を補う連絡手段でしかありません。デート前の関係で送っていいLINEは報告連絡相談だけです。アプローチは対面でしてください。
対面でのアプローチが苦手だとLINEでアプローチしてしまう
対面で話すのは恥ずかしい、緊張する。LINEのほうが考えて言葉を選べるし、気が楽なのでLINEで会話をしたい。と思う男性もいるでしょうが、対面で話しかけてこない、話が弾まないのにLINEを沢山送ってくるのは、女性からしたら怖い、というか何がしたいのか分からなくて気持ち悪いです。
対面会話よりLINEの会話のほうが傷つかなくて済むんですよ。無視されても「今忙しいんだな」ということにできますし、発言に(笑)をつけて保険をかけたり、失言したら「なんちゃって」「冗談だって」と後付けできますから。でも恋愛でそんな楽をして逃げているような男性を女性は選ばないですよ。
対面でうまくいかないなら、LINEではもっとうまくいかないですよ。遠距離恋愛は難しいのに、交際前からそれをしているような状態になります。付き合っているからLINEのやりとりで関係を維持できるのであって、付き合ってほしい相手(別にやりとりをしたがっていない相手)に送っても迷惑にしかなりません。
LINEでアプローチすると男性は勘違いしやすい
女性は誰とも対立したくないのでちょっと好意的な感じの返信が来ます。これは社交辞令なんですが男性は好意だと勘違いします。
女性としては女友達に送るような文面で送ると、女性慣れしていない男性は「ハートがついてんじゃん!!!」と好意だと勘違いします。
女性が即レスしてくれて好意だと思ったら誰にも即レスだった。
相手女性からも送ってくれるし、悩みを相談してくれたり、毎晩遅くまでやりとりしてくれるけど、友達感覚だった。これ男性からしたら特別感がすごいですけど、女性は友達とこんなLINEのやりとりは普通。
LINEで関係が深まることはない
やりとりが多いほど進展する訳ではない
文章が長い、絵文字が多いほど進展する訳ではない
相手の返信が早いほど進展する訳けではない
アピールをするほど進展する訳ではない
自分のことを分かってもらうほど進展する訳ではない
LINEはがんばるほど成果が上がるものではない
雑魚男性は正面突破でゴリ押そうとします。開かないドアをずっと体当たりし続けます。仕事なら頭を使うのに恋愛になると脳筋になります。
雑魚男性がゴリ押しで狙っているのは、相手の根負けや泣き寝入りであり良好な恋愛関係ではありません。モテる男性は相手の反応が悪ければすぐに退いて作戦を変えます。
関係を進展させるものは対面会話とデートです。対面会話が3分続くならデートに誘ってください。LINEをしまくってなれるのは、恋人ではなく親密な文通相手です。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】