男女差会話学 ブルペンキャッチボール

男女差恋愛学111。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。

恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。

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会話はキャッチボールと言われますが、女性との会話は「試合前の投手の肩を作ってあげ、気分良く試合に向かわせるブルペンキャッチボール」です。我々男性はブルペンキャッチャーです。

投手に投げたい球を投げてもらいます。捕手は悪いボールが来ても良い音で捕球し「ナイスボール」と言います。捕手は投球しません。投手が肩を作れたら終わりです。

男性は投手ではなく捕手

男性はみんな投手でエースになってすごいと思われたいです。気の利いたこと言ったり、博識さを見せたり、笑わせたりして評価を得たいです。ですが女性が男性にしてほしいのは捕手です。女性はエースを目指してないしすごい球も投げません。そのとき投げたい球を投げるのを受けてほしいんです。

エースを目指す投手に捕手転向を求めるのは酷だと分かっています。でも投手としてがんばって延々と彼女ができないほうが酷だと思いますよ。彼女がいるほとんどの男性は嫌々でも捕手をしてるんですよ。その人たちも投手でエースを目指していましたよ。でも付き合ってもらうために捕手転向して今彼女がいます。

捕手は投手から尊敬され信頼されないと務まりません。捕手が練習はサボるし試合で手を抜いてミスして口だけは達者だと、投手は気持ちが乗りませんし配球サインも信用できませんし良い投球ができません。捕手はやる気や気持ちよりも技術です。技術があって初めて受け入れてもらえます。

キャッチャーではなくブルペンキャッチャーなのは、完全に裏方なのだと自覚するためと、打者を打ち取るのではなく投手のために受けることに集中するためです。

ブルペンキャッチャーの仕事

試合前に先発投手の肩を作り、試合中に中継ぎ投手の肩を作るなどします。試合外でも投手が投げ込みたいときの相手などをします。ただ投球を捕るだけの仕事に見えますが、技術と気遣いが必要な高度な仕事です

良い音で捕球するためにはミットの芯(人差し指の付け根)で捕球します。150キロの世界ですし投手によって球筋も違います。良い球は捕球後に静止して余韻を残します。「ナイスボール」「いいぞ」と声をかけて投手の気持ちを乗せます。投手によっては「まだまだ」「もっと来い」と言うほうが良い人もいます。

手のひらが真っ赤になりますし、右手よりも分厚くなります。冬には血行障害になったりもします。

投球フォームなどのいつもと違う箇所を指摘してあげることもします。そのため知識と観察力と分析力と、投手によって伝え方を変えるコミュニケーション能力が必要です。これも尊敬されないと聴いてもらえません。

すべてが投手のための仕事です。そこに喜びを見いだせる人でないと続きません。

 

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ブルペンキャッチボール

「僕はあなたと話していて楽しいです」という気持ちが伝わるようにします。基本的には相手の表情と同じ表情でいる。 相手が食いついて欲しいところで食いつく反応をする。相手が笑ってほしいというところで笑い、笑顔でいる。相手が新たな話題を出したり、強調して何かを言ったときは、ちょっと目を見開いて反応して「僕はあなたの話に食いついています」と伝える。

相手女性の話題に自分と共通や共感のものに「僕も同じですよ」「僕もそう思います」と伝えましょう。「僕も前からそう思っていた」のほうが共感は大きいです。嘘をついてまで共感しなくていいですが、多少大げさにしてもいいです。嘘はバレます。

「女性さんは前にも○○って言ってたよね」「○○が好きだったよね」など、あなたとの会話を憶えていることを伝えましょう。

「僕はこう思うよ」「僕はそうは思わない」など、相手の意見に対立や否定するのはリスクがあります。女性は深読みして「あなたがそんなことを思うのはおかしい」と誤解する場合があるからです。 言いたくなっても「そうなんだー」です。

イエスマンになって媚びるのではなく「相手のことをもっと知りたい」「相手を楽しませたい」という思いで聴きましょう

壁(捕るだけ)になってはいけない

カゴ入れ作業は聞き役に徹したほうがいいですが、ブルペンキャッチボールでそれだと受け身すぎて女性は面白くないです。自己開示がなくて何を考えているのか分からなくて怖い感じもします。

女性は相手と楽しい時間を共有できるかを重視します。「また話したいな」「また会いたいな」と思われ続ければうまくいきます。男性が一切楽しんでなく女性を楽しませるのは破綻します。女性も楽しめなくなって気まずくなるからです。

相手と対立したり、誰かを傷つけたりしない範囲で自分の意見は言うようにしましょう。

投手になってはいけない

自分はずっと捕手のつもりでいましょう。相手が捕手になってくれたときに一時的に投手になれますが、30秒以内に捕手に戻ることを想定して投球しましょう。投球する場合は相手女性が捕りやすい山なりのボールを投げ、「自分はこんな球を投げれる」と速球や変化球を投げるのはやめましょう。

1回目のデートまでの会話は基本的にブルペンキャッチボールです。デート以降は徐々に自分の意見を聴いてもらうようにしますが、それまでは捕手に専念してください。

ブルペンキャッチボールでも相手女性の人間性は分かるはずです。交際に向けてデートに誘うか、2人でデートはしない友達関係でいるか、撤退をするか判断しましょう。

 

恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。

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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。

※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。

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【雑記】

①「え?それってどういうのなんです?」

青柳は自分の知らない情報でも臆することなく、それってなんだろうと興味を持つ傾向にあります。しかもそれを次に会うときも覚えています。

②「それいいですねー!」

お客様が自分の大好きなことを話す際、青柳は素直に感嘆を漏らしています。文字だけで見るとごく普通の事ですが、だいたいお客様が楽しそうなら楽しそうに、真剣なら真剣に返答しています。

③お客様と同じタイミングでの大きな笑い声

お客様が楽しそうな話をすると、本当に大きな声で笑うんですよね。

・目線を合わせる

・相手の表情をよく見る

・相手の言った言葉を繰り返す

・相手の声の抑揚をよく聞く

・身振り手振りをつける

・常に口角上げることを意識する

今思い付くのはこれくらいでしょうか?まずは話す相手のテンションに自分のテンションを合わせる事が多い気がします。」

・対面相手の言葉を理解する(深掘り、オウム返し)

・対面相手と感情を同じくする(同調、観察)

・対面相手とテンションやタイミングを同じくする(同調の補助)

高田机上のTwitter https://twitter.com/takatakijou

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