恋愛には時間制限がある
男女差恋愛学21。男女共通。筆者は既婚男性。
恋愛に時間の意識を持ってほしいです。「恋愛って急いでするもんじゃない」「焦るほうが失敗するのでは」と思うかもしれませんが、20代後半になったらそんなことは言っていられませんよ。
「いつか」と言ってしまう理由
「いつか旅行したい」
「いつかあのお店行きたい」
「いつか部屋の片付けをしなきゃな」
「いつか親孝行したい」
「いつか俺はビッグになる」
「いつか」をつける理由は色々あります。マイペース。そこまでしたくはない。言いたいだけ・そのとき思っただけ。まだそのタイミングではない。したいけど今は余裕がない。したいけど自分には無理。したいけど何をしたらいいか分からない。結果が欲しいけど過程は踏みたくない。
したいことの先延ばしならまだしも、しなきゃいけないことの先延ばしだと、ずっと「いつか」と言い続けてしまいます。また、先延ばしの期間が長いほどしたくなくなりますし、先延ばしために間に合わなくなることもあります。
恋愛活動の原則4.いつかするなら早くしろ
「いつかアプローチする」
「いつかは結婚するつもり」
「いつか良い人と出会うはず」
「いつか本命彼女にしてくれるはず」
恋愛において「いつか」を使うのは自信がない、失敗が怖い、他力本願などから。今はできそうもない、気が乗らないから「いつか」。やっぱりしたくないことはしないんですよ。恋愛活動はいつかするんなら早いに越したことはないです。どうせいつかに同じことをするなら早くしたほうが有利なことが多いです。
「私は太っていることがすごくコンプレックスなので、いつか痩せたいです」
なんで今痩せないの?ってなりますよね。早くするほど苦しむ期間が減るのに。恋人が欲しくて苦しいとか不安なら早く行動をしたらいいんですよ。早く済ませればそれ以後「しなきゃ」と焦ったりストレスになることがなくなります。
「私はいつかではなく、すぐにでも結婚したい!」
じゃあ婚活いつ始めるんですか?
「それはまあ……、いつか」
夏休みの宿題ではなく未内定
みなさんは夏休みの宿題をいつ取りかかりましたか? 早めに取りかかるよりも「そろそろやらなきゃな」か「もうしないと間に合わない」というタイミングで始める方が多いのではないでしょうか。恋愛で同じことをするとかなり不利なことになります。
夏休みの宿題は内容が変わりませんが、恋愛は色々変わります。就職活動に近いです。就職活動だったらこんな感じです。
未婚年齢 |
未内定 |
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25歳 |
→ |
6月 |
26歳 |
→ |
7月 |
27歳 |
→ |
8月 |
28歳 |
→ |
9月 |
29歳 |
→ |
10月 |
30歳 |
→ |
11月 |
31歳 |
→ |
12月 |
32歳 |
→ |
1月 |
33歳 |
→ |
2月 |
34歳 |
→ |
3月 |
これぐらいに考えておいたほうがいいです。
恋愛活動を開始してすぐ結婚ということはまずないですから、1年かけて交際、1年かけて結婚と考えても2年かかります。30歳から2年付き合って別れたらダメージが甚大。30歳を過ぎると中々良い相手が残っていない、と同時に自分も「売れ残った人」と他人から見られます。35歳(4月)になると新卒ではなくなり、需要が大幅に減ります。
恋愛活動はいつ始めても同じなものではなく、遅く始める・時間がかかるほど不利です。
30代後半の婚活女子の皆さんは自分が閉店間際のスーパーの売れ残りの惣菜であることを理解してください。まずあなたが結婚したいと思えるような人は既に奥さんがいるのでスーパーの売れ残り惣菜を買いに来ないです。値引きしてやっとお金のない中年独身男子に手を取ってもらえるのが現実です。
— ひかりん@婚活コンサル (@hikarin22) April 15, 2018
明日のために、いま始めよう(公共広告機構)
早いほど有利の面。
体力・時間・気力がある。経験を積める。若いと失敗が許される。時間的・精神的余裕を持って取り組める。需要(自分がモテる)と供給(良い相手が売れてない)がある。
遅いほど不利の面。
上記の全部逆。容姿が劣化する。即結婚を意識する。仕事の責任が重くなる 。周りが結婚しだして取り残された気持ちになる。結婚した友人が離れていく。親・友人・社会からの外圧が増す。不安・ネガティブが増す。あきめたくなる。恋愛活動が遅いほどこじれる。
男性が早くすべきこと
「今はアプローチしないけどもう少し仲良くなったらする」
「今は女性に対してエスコートしないけど彼女ができたらする」
「今は家事しないけど結婚したらする」
手を抜いた練習をして「試合ではちゃんとやる」 と言っても試合ではできません。好きな人ができる前から練習しましょう。野球には「試合のつもりで練習をして、練習のつもりで試合をしろ」という言葉があります。「練習で10出しなさい。試合を7でしなさい」(迫田監督)とも。
周りの女性から一挙手一投足を見られています。行動しないことも見られています。女性を選ぶよりも、女性から選ばれる側という意識を持ちましょう。
異性との会話や気遣いは普段からしていないととっさにできません。慣らしておかないと、好きな女性が重いものを持っていたとして、すぐ「手伝おうか?」と声が出ないんですよ。会話にしても逡巡してる間にタイミングが過ぎます。
女性が早くすべきこと
「いつか素敵な出会いがあるはず」
「いつか恋愛対象者からアプローチされるはず」
「彼氏はいつかプロポーズをしてくれるはず」
なかったら? 自分からする? いつ? するなら早いほうが良くないですか?
受け身や待つ姿勢をやめて自分から行動しましょう。求めるものがなかった場合の時間を失うリスクが大きいです。結婚・出産の目標年齢を決めて逆算して、何歳からはアプローチして何歳から婚活すると決めましょう。「彼の真意が分からない」系の悩みは全部訊けばいいんですよ。訊いて関係が壊れるなら、訊かなくてもいずれ壊れますよ。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
「期限なんてないよ、君はそのままで良いんだよ」と言ってくる人間はあなたに物を売りたい人間です。断言します。あなたのことを真に願ったら決して「期限なんてないよ」なんて言いません。別に私は「結婚をしろ」と言いたいわけでは無いのです。期限があることを忘れるな、と言いたいだけなのです。
恋愛活動で使ってはいけない言葉「どうせ」「きっかけ」「運命」「やっぱり顔か」「ピンとくる・こない」「今更」「運」 これらは言い訳や行動しない理由なんですよ。