高田机上育児談話 安達さん一家
僕は今女性向けの恋愛指南記事を書いており、もうすぐ女性恋愛サイトに持ち込みます。
「育児はチームとシステム」という話をしてきました。Twitterで見つけた子持ち夫婦のタイムスケジュールを紹介します。
保育園でもらってきた書類のママの睡眠時間5:30、パパ7:00で苦笑🥺 pic.twitter.com/sZXOOX9J6S
— ちゃっちゃちまる〜 (@twsmin) 2022年10月11日
土曜日は平日にできない掃除などの家事や、子どもたちのスイミング。ママは病院やエステに行くなど、一人時間も作っています。家族の時間ができたらお出かけしたり、公園に行ったりも。ちなみにパパの一人時間は平日、ママがお迎えに行ける日に。とのこと。土曜日で帳尻合うかな!ってなるかーい😩
— ちゃっちゃちまる〜 (@twsmin) 2022年10月11日
ママの夕食がない件ですが
— ちゃっちゃちまる〜 (@twsmin) 2022年10月11日
昼に商談を兼ねたランチでたっぷり食べるので夕食はナシ、だそうです🥺
妻 睡眠5時間半
夫 睡眠7時間+晩酌タイム
夫に批判的な意見が集まると思いますが、お互いに納得できているなら問題ないです。この場合、奥さんが「夫が家事をしてくれるよりも休んでくれているほうが私の精神的な負担が少ない」ならそうしたほうがいいです。
共同生活の家事育児は精神的な公平を目指すのがいいです。「労働時間+家事育児時間が平等」「収入比に応じて家事育児時間を按分」なのが精神的に公平とは限りません。お互いに納得できるまで話し合って試行錯誤してを繰り返すしかないです。
タイムスケジュールを見た感じでは、夫婦共に毎日デスマーチしているように見えます。この生活で「疲れないし楽しいっスよ」と言える超人なら問題ないのですが、常人には厳しいでしょう。子供にとっても両親が元気で機嫌が良いほうがいいはずです。
奥さんの働き方
まずみなさんは「奥さん働き方を変えましょうよ」と思ったはずです。通勤に新幹線を使って60~90分かかっています。転勤、時短勤務、休職、退職、転職などを勧めたくなるでしょう。そんなの奥さんも100回考えた上で、100人から言われた上で、今の勤務を選んでるんですよ。
そこは奥さんの夢や自己実現に関わるはずなので尊重しましょう。僕が「育児がつらい」と言って「執筆をやめたら休めますよ」と助言されたら、もうその人と話すことはないと思います。
「仕事辞めたら?」は奥さんは言われたくないはずなので、みなさん言わないであげてください。言ったら奥さんは「やっぱり辞めるべきなのか」「自分が夫と子供を苦しめているのか」「女は家庭に入るべきなのか」と100回悩んだことをまた悩み始めます。
仕事を辞めたとして子供からしたら「自分の育児のためにお母さんは夢をあきらめたんだ」となるのも親子共に嫌でしょう。夫さんが仕事が嫌で辞めたいなら、夫さんがパートになってもいいと思います。
「3時半から家事に3時間?」とか「子供の寝かしつけが22時?」とか色々思いますが、それぞれの家庭の事情や段取りや独自ルールがあるので、部外者はなんとも言えません。
余計なお世話ですが、この生活で性行為する時間ありますか? これもお互いに納得できているなら問題ないんですよ。良好な夫婦関係にできてますか? どちらかの我慢で成り立っていませんか? この生活ではどのタイミングで性交渉したとしても、気乗りしない側からしたら「は? 今? こっちは疲れてるんだけど? あなたの自己満足のために私が奉仕しないといけないの?」となりますよ。
家事の負担を極限まで減らす
まず着手すべきは家事です。仕事や育児を変えるのはあとです。
食器洗い乾燥機を買いましょう。うちは同棲開始のときに僕の希望で買いました。工事費込みで6万円前後だったか。すごく便利ですよ。朝、夕方弁当箱3人分、夕食中に調理器具、夕食後食器で1日4回廻します。焦げは取れないですが、汚れが落ちないという不満はないです。手も荒れません。
ルンバなどの掃除ロボットを買いましょう。うちにはないんですが、少しでも時間が惜しいので導入したほうがいいでしょう。5万円前後?
ドラム式洗濯機を買いましょう。20~30万円ぐらいするんですが、今となればうちもドラム式にすればよかったです。洗濯物を干す、洗濯物を取り込む、という工程がなくなるんですよ。天候も気にしなくていいですし。洗濯物を畳むのもやめればいいです。父・母・子のカゴに投げ込んで、それぞれがカゴの物を着てください。
買い物は生協かイオンネットスーパーで宅配にしましょう。割高でも負担が大幅に軽減します。生協の冷凍離乳食は良かったですよ。その他の買い物も通販できるものは通販がいいです。この際に服はニッセンにしてみてはどうですか。
トイレ掃除は『スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー』を使ってください。
大掃除は業者に年1回頼めばいいです。
自炊をやめましょう
一般的な家計診断と逆なことを言いますが、「もっと支出を増やしてください」です。あなたたちは今お金よりも時間が欲しいでしょう。自炊をやめればいいんです。平日は宅食、休日は外食か出前か冷凍かレトルトです。
献立を考えなくていい。買い物の頻度・量が減る。調理しなくていい。賞味期限を考えなくていい。調理が苦手なら苦痛が減る、おいしいものが食べれる。洗い物が減る。
冷凍弁当の『ニップンのよくばりプレート』がとてもおいしいです。試してみてください。
味噌汁は『アマノフーズのフリーズドライ味噌汁』がとてもおいしいです。試してみてください。
「どうしても手料理がいい」と言うのなら、家事代行で家に来て1週間分の料理を作ってタッパーに詰めてくれる人を雇ったらいいです。
これで奥さんは3時半から起きなくてもよくなるはずです。
チームを再編成する
夫が楽をしているとは思えないです。夕方から3時間はワンオペしていますし。子供との接し方がうまくいっているのか、夫本人がどれぐらい負担を感じているのか、が問題ですがこれでやれているなら大丈夫なのでしょう。
夫婦が「2人で一生懸命協力してなんとかする」という気概があればしんどくても心は折れないです。片方が「相手にさせればいいや」とか「バレなきゃいいや」とか思っているのが分かると心が折れます。
「夫が家事育児をしない」というのを見ますが、それなら今後どうするかで言えば、夫を頭数にせず家事にガンガン課金して楽をするしかないです。
夫婦の両親が登場していないです。注釈にも登場しないのでほとんど支援が得られない状況ですかね。保育所から呼び出しで早退するのはどちらですか? 奥さんは新幹線ですし、車もある夫さんでしょうね。こういうイレギュラーにだけ対応してくれる祖父母がいると助かるんですけどね。
ファミサポをもうチームのメンバーだと考えていいです。毎日利用してもいいんじゃないですか。土日も午前だけ利用するとか。子供が嫌がっていないならどんどん利用してほしいです。
行政の育児サポートをよく調べて利用しましょう。僕は育児ノイローゼ期に心理士さんと面談したことがあります。僕にはあまり効果はなかったですが、色々試してみたり意見を聴いてみたりするのがいいと思います。
子供に関するシステムを変える
育児を変えると「自分(親)のせいで育児が手抜きになっていく」と親が感じるので、最後の手段だと思っています。子供にとっても両親がつらいのは嫌でしょうから、全員で痛み分けして子供にも協力してもらいましょう。
延長保育や託児所や保育士が常駐した施設をどんどん使ってください。使わずに自分で面倒を見るほうが、親子にとって良い結果にならないからです。子供は常に反抗、親は常に怒ってるみたいな状況は嫌じゃないですか。
習い事が親の負担なら休止しましょう。親のデスマーチが改善するまでは再開できないです。
2~3歳のトイレトレーニングは順延しましょう。負担が軽い夏まで待ちましょう。失敗を重ねると親子共にきついんですよ。うちは遅かったですよ。オムツ代とか見栄とかよりも親子の心の平穏を取りました。
他にもその家庭で毎日何かするとか、毎週何かするとか、そういうのを見直して負担を軽くしましょう。
息抜きのはずのブログが3000文字ぐらい書いちゃったわ。へへ。もっと書きたい。
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