男女差会話学 ノンバーバル(非言語)コミュニケーション
男女差恋愛学114。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
恋愛初心者男性に分かりやすく書いているため、女性読者には心外な表現があると思いますがご了承ください。
筆者はなるべく「これをしてはいけません」「こういう心構えをしましょう」と提唱しており、「相手に対してこれをするとうまくいきます」と書かないようにはしていますが、会話の技術はどうしてもそれになってしまいます。まず前置きをさせてください。
恋愛テクに頼ってはいけない
「恋愛記事のLINEテク使ったのに返信が来ない」
「女性が喜ぶプレゼントを調べて贈ったのに進展がない」
「壁ドンしたら通報された」
多くの男性は、うまくいくと思ったのにいかなかった経験があると思います。ほとんどの場合が身だしなみか心的距離に問題があったからです。身だしなみがダメだと第一印象で足切りされてどんなアプローチをしても無駄です。心的距離を見誤ると「怖い」と思われて距離を置かれます。
恋愛テクの前に身だしなみと心的距離の知識が必要です。そして「そこまでしたくない」とか思ってしまう内面の問題をクリアしなければいけません。それらに向き合わず、または必要だと知らず、恋愛テクに頼る男性は一向にモテません。過去記事『女性を簡単にオトすテク!!』を参照。
これから技術の話をしますが、これを読んですぐ実践してもきっと失敗します。女性にアプローチをする前にすべきことをしてください。
ノンバーバル(非言語)コミュニケーション
言葉以外の情報、つまり表情、声、姿勢、動作などによって感情を伝えるコミュニケーションのことです。
男性は言葉(内容)を重視するので、ノンバーバルが苦手、というより全く意識していないし、相手のそれを読み取ろうとしていない人が多いように思います。これは恋愛においてかなり不利な要素です。また男性は感情よりも行動を重視するので、女性が渋々デートに来てくれても喜ぶなど勘違いをします。痴漢が捕まって「拒否がなかった(から問題ない)」「相手も喜んでいたはず」と言ったりします。
女性は感情を重視するので、感情が表れるノンバーバルを「相手にどう映るか」を意識して表現(演出)しますし、相手のそれをよく観察しています。そして自分の感情に共感してほしいので、相手が共感のノンバーバルを出してくれているか気にします。
男性は意識的にノンバーバルコミュニケーションをしなければ、女性から「淡々と話していて楽しくない」「私の話に関心がなさそう」と受け取られてしまいます。どんなに話の内容が面白くても相手女性は話をする気を失います。
メラビアンの法則
話者が好意的かどうか判断する要素:
表情 |
55%(姿勢、動作、所作) |
声 |
38%(言い方、大きさ) |
言葉 |
7%(話の内容) |
「段差がありますのでお気をつけください」
この文章だけ見れば気遣いをしてくれて好意的に受け取れると思います。ですがこれを怒ったように言われたらどう感じるでしょうか。「転ばれたら私が迷惑だから気をつけろ」という意味合いに変わります。気遣いの言葉のはずが怒りの牽制になるのです。
話の内容よりも言い方のほうに話者の真意が表れるということです。
例えば、どんなに面白い話をしてもうつむいて喋っていたらつまらなく聞こえますし、ずっと小さい声だと聞き取りづらく不快に感じます。「そんな話し方をするのは私と話したくないからか」と脈なしサインに受け取られます。
同様に相手の話を聴くときも、姿勢や表情や相槌などの聞き方によって、相手の話を聴きたいか聴きたくないか真意が表れますので気を付けましょう。
話を聴くときの技術
ペーシング |
相手の話すスピードや相槌のタイミングなどを真似る。 |
相手の姿勢や動作を真似る。相手が水を飲んだら自分も飲むなど仕草を真似る。相手が頭をかけば自分も頭をかく。 |
|
バックトラッキング |
オウム返し。相手「猫が好き」俺「猫が好きなんだー」 相手「こんなことがあった」俺「それは嫌だったね(要約したオウム返し)」 |
これらもある程度の心的距離が必要で、初対面でこれらをガンガンされたら違和感を感じます。
相手をよく観察し、する意識を持っていないとできないので練習しましょう。
人は好意を持つ相手には自然にミラーリングしますし、されると好意を持つ心理があります。これをミラー効果と言います。
ミラーリングは動作以外にも、表情、口調 、語彙など多岐に渡ってできますし、相手がしてすぐ真似るだけではなく、時間をおいて真似るなどもできます。相手の考え方も真似をして、相手に先んじて「こうだよね」と話せば、相手はより親近感を感じます。
女性同士の感情シンクロ
学校などでこんな場面を見たことがあると思います。
「聞いて聞いてー!」(笑顔)
「なになにー!?」 (笑顔)
女子Aにいいことがあったんだと思います。女子Bはその内容をまだ聞いていないのに、女子Aと同じぐらい高いテンションになることが、男性には理解ができません。でも感情のシンクロに根拠なんて要らないんですよ。
女性が楽しそうに喋っている時は、こちらも笑顔で明るく相づちを打ちます。逆に、女性が真剣だったり、落ち込んでいる時は、こちらもテンション低め、マジなトーンで話しましょう。この時「なぜ相手がその感情になっているのか」は考えません。 とにかく一致させます。
慣れてきたら相手が求める相槌・リアクションを頭の中で用意しておきましょう。相手が何についての感情を吐き出したいのかを推測して話を振りましょう。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】