【幕間】男女差問答5
高田さんが結婚をした決め手はなんですか？
僕が妻を好きになった要因を挙げてみます。容姿が好みだった。性格が真面目で大人しくて気が合った。自分の意見を持っていて言ってくれる。自分の作品を「面白い」と言ってくれた。作家を目指していることを応援してくれた。笑いのストライクゾーンが似ていた。付き合う前にこれらが分かったので、この時点で結婚したいと思っていました。
この中で１番を決めるとしたら笑いのストライクゾーンです。僕はボケるほうなので笑ってくれなかったら僕が寂しくなっていたはずです。付き合う前でのやり取りで「あっ、今のを分かってくれて笑ってくれた。この人とずっと話していられるわ」と思ったときに１番心に響いたように思います。男性は自分の提供する話やデートを喜んでくれると、嬉しいし相手を好きになりやすいです。
結婚のタイミングですが彼女の年齢です。理想は僕が専業作家になってからでしたがそんな簡単にはいかず、彼女が３０歳になる前に出産をしたいと話していたので（これをちゃんと話すことは重要です）、彼女が２８歳のときに同棲・入籍・結婚式をして今妊娠９カ月です。彼氏側は「結婚はするけど時期は決めていない」みたいなスタンスの場合も多いので、彼女側が結婚したい意思表示をしないと彼氏は「まだいいのかな」と思ってしまいます。ドラマチックなプロポーズは現実にはほぼありません。ボクシングの判定勝ちみたいな決着のほうが多いです。よく話し合ってください。
高田先生は今の彼女でどんなところを不満に思いますか？
まず不満はお互い様だと思っています。自分も相手に不満を持たせているはずです。
僕の彼女は真面目ですがルーズなところがあり、交際初期は彼女の時間を守らない、連絡をちゃんとしない、ということが不満でした。ですが今までできなかったことを付き合ったからすぐ直せるとは思えないので、何度も優しく注意して今ではちゃんと連絡してくれるようになりました。怒って言ったら良い結果になっていなかったと思います。
男女交際にはある程度我慢が必要です。この我慢というのは時間がかかることの我慢で、泣き寝入りの我慢ではありません。僕の彼女がちゃんと連絡してくれるようになったのも１～２年かかってます。相手に直してほしいことは言わない限り伝わりません。「彼氏が私のことを分かってくれない」と感じたときは「男に察するのは無理」と１００回言ってください。女性同士なら分かってくれることでも、男性だと本当に何十年付き合っても察するのは無理です。
言い方に気を付けて根気強く時間をかけましょう。直せないことなら自分がそれを割り切れるか。割り切れないなら付き合っていくのは難しいでしょう。
僕の彼女に対しての今ある不満ですが、彼女が僕に対しての不満を言ってくれないことが不満です。僕は「嫌だったらなんでも言ってね」と何度も言ってますが彼女は言いません。僕はこれを優しさだとは思いません。僕は彼女を傷つけているならそれを直したいです。でも女性は大体我慢をもって人間関係を保とうとしますよね。だからなんでも言ってくれるような関係を築きたいです。１０年以上かかると思っています。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
