奢り・割り勘問題 女性は支払いをどうすればいいのか（脈あり）
男女差恋愛学160。女性の恋愛編。筆者は既婚男性。
初の女性向け記事です。筆者は女性の恋愛についてはまだ勉強中なので、今のところの私見ということで暫定的な記事を書かせていただきます。今回は女性が付き合いたい男性との会計をどうしたらいいかという話です。
支払いをどうするのがいいか、の前に
相手男性に「付き合いたい」と思ってもらうには、割り勘を提案したほうがいいのか、奢られるほうがいいのか。という論点になりやすいですが、まずあなたがどの支払い方法を希望しているかですよ。
「好きな男性から奢ってもらいたい」と思っていて、社交辞令や恋愛テクで本意ではない割り勘をしたとして、その男性から告白されたとき「あなたが好きになったのは社交辞令の私なんでしょ。本当の私を知ったらあなたは幻滅するはず」となるならその後の恋愛はうまくいきません。
相手男性とどんな関係になってどんな交際をしたいですか？ かっこよくリードしてもらいたいですか？ 対等で協力しながら交際がいいですか？ お互い見栄を張らずに思ったことを言い合いたいですか？
奢ってもらいたいなら奢ってもらってしっかりお礼をすればいいです。奢られると心苦しいとか自分の意見を言えなくなるとか、不満を持つなら割り勘にしたほうがいいです。相手男性が奢り派で意見が割れたとしても、話し合って決めればいいんですよ。話し合いができない相手とは付き合ってもうまくいかないので決裂すればいいんです。「私クーポン持ってますから使いましょう」と言いたいなら言ってください。
奢られないと女性としての価値がないのか
男性は仕事での評価、女性は恋愛での評価に自分の存在価値を感じやすいです。でもそんなことなんてないじゃないですか。「私は私でいい」と思えていないと、恋愛や他人軸の評価がすべてになりやすいです。
男性が選んだお店や支払い方法があなたへの評価だなんて言えないです。男性が奢ってくれたけど、以後連絡は来ないしデートも誘ってくれないとしても自分に価値があると言えますか？
どこまでいっても他人の感情は不明なので、相手の行動から感情を断定してはいけません。考えるべきは相手の行動に対して自分はどんな行動をとるのか。次のデートに誘われたら行くのか行かないのか。付き合いたいならそれに向けた行動をとればいいし、付き合いたくないなら離れていけばいいだけです。
相手が自分をどう思っているかではなく、自分が相手とどうしたいかです。
「奢られないとどうしても恋愛対象にならないんです」
あなたは奢ってもらわないと心がときめかないのです。お金に興奮する性癖です。直そうと思っても直せないです。
人間性よりも経済性を重視ならもうそれを追求すればいいです。貧乏な男性と付き合っても「私は妥協してあげているのに」という思いを抱えることになります。高望みと言われようとも満足いく相手を探せばいいですが期限を決めたほうがいいです。
でもこれ男性が「巨乳以外無理」って言ってるのと同じですからね。
脈ありで割り勘の男性をどう考えればいいのか
デートがファミレスで割り勘だし割引券使ってたらこの男性をどう思いますか？ ダサいですが、恋愛向きじゃないけど結婚向きではあるのではないかと思いませんか？ 絶対嫌ならナシでいいんですよ。
堅実で見栄を張ろうとしない。デートや女性に慣れていないだけで人間性が悪い訳ではない。交際経験がないなら元カノのことを気にしなくていい。支払い方法以外は特に欠点がない。ときめきはないけど一緒に生活するのには良いのではないか。
未来の交際後でも割り勘だとしても好きでいられるなら付き合ったらいいです。
男性は割り勘を嫌がるのか
割り勘の提案を嫌がる男性は少ないです。「奢りを当然だと思っていないんだな」「見栄を張らなくていいんだな」「経済力を求める女性ではないんだな」と感じます。初デートなら割り勘の提案をするほうが印象は良いです。嫌な女性はしなくていいです。
最終的に割り勘にするのを嫌がる男性は半数ぐらいじゃないでしょうか。男性は女性に喜んでもらいたいと思って奢ろうとします。割り勘にして経済的負担が減るよりは、女性が喜んでくれるほうが嬉しいです。
割り勘の提案を怒って嫌がる男性は要注意です。支払い方法を話し合って決めるより、奢って良い気分になりたいという自分の都合を優先したいということですから、交際後も自分を優先しますよ。
相手男性が奢ると言っているのを割り勘してほしい場合
女性が割り勘を絶対に譲らない姿勢を見せると、男性は「自分は脈なしなのか」「自分の好意を受け取ってもらえない」「自分はこの女性と喜ばせることができない」と撤退を考えます。
そうしないためにも「悪いですから」ではなく割り勘にする名目を言いましょう。
「私も一緒に楽しませてもらいましたから」
「また男性さんに誘ってほしいですから」
「楽しんでおいて私の負担が0円って私が嫌ですから」
「仲良く一緒に払いましょうよ」
「いや、ここ値段が高かったですから」
「私デザート食べましたし」
割り勘にする理由が「あなたにマイナスを与えたくない」ではなく、「私がプラスをもらったから」と言う言い方にしましょう。「悪いですから」のゴリ押しだと拒否されているようにも感じます。
割り勘にする代わりに、次回のデートをその場で提案して脈なしサインではないことを示すといいです。
こちらからの脈ありサインは割り勘の提案だけではない
まずは支払い方法がどうあれ、デートが楽しかったことを大袈裟気味に喜びましょう。「あなたのデートは成功しましたよ」「あなたのおかげで私は幸せです」と示せば、男性は関係を進展させたいと思ってくれます。感謝を伝えたあとは次のデートの話をしましょう。
「今日は楽しかったですから、次は私がごちそうさせてください」
「次は私がおすすめのお店に一緒に行きませんか？」
「次は最近できたあのお店に食べに行きましょうよ。いつにします？」
男性は会計を割り勘にしてくれるよりも、奢ることを喜んでほしいし、次のデートを確約されたら嬉しいし、デート内容の希望を教えてくれたら嬉しいです。
先生が「ここテストに出ますからね」と言ったら楽だし、出題されるか分からない20個を覚えるよりも、出題される1個を覚えるほうがやる気が出ますよね。
「デート内容は男性が1から考えてほしい」と思うでしょうが、男性からしたらそれは大きなコストとリスクなんですよ。時間と手間をかけて色んなものを調べてデート内容を決めて、それを相手女性が喜んでくれるか分からない不安があるし、失敗したら失恋します。
男性は「ここテストに出ますからね」と教えてくれたら、めちゃくちゃ嬉しいしやる気も出るんですよ。奥手な男性や女性から付き合いたい男性には特にそうしたほうがいいです。実は彼氏にもそうしたほうがいいです。
そういうのはいいから現金を渡したい場合
トイレで自分が払いたい額を封筒に入れて、お店の外で手に持って渡す準備をしておいてください。
事前に封筒用意していることで割り勘のつもりで食事に来たことが伝わる。財布を出して引っ込める社交辞令ではないことが伝わる。封筒の中に何円が入っているか相手には分からない。男性に多めに払わせる気遣いをさせなくて済む。女性が少なめではなく半額に近い額を出せる。たとえ男性が受け取ってなかったとしても大きなプラスの評価になる。
「もし少なかったらごめんなさい」と言って渡します。
男性は「この女性は礼儀も金銭感覚もしっかりしている」「結婚しても大丈夫そう」と感じます。
奢られたい女性ならこんなことはしないでください。交際後に本性を出して裏切られたと思われます。
受け取ってもらえなかった場合
こちらは封筒で渡す意志を示せたし、奢ってもらって相手の顔を立てることができたので良い結果だと思います。何かをお礼を渡したい場合、後日1000円程度の菓子折りとお礼の手紙を渡すのがいいと思います。
支払い方法よりも大事なこと
付き合いたい男性とのデートで女性はどうすればいいのか。レストランにとっての最高の客になりましょう。（ブログ女性の恋愛編で詳しく書きます）
男性は料理人。女性は客。デートは男性からのレストラン接待。
女性が料理を作ろうと（男性に何かしてあげようと）しなくていいです。料理人が客から言ってほしいことを言ってあげましょう。
「食べたいです」と伝える。招待を喜ぶ。「楽しみです」と伝える。身だしなみを整えていく。「初めてです」と伝える。おいしそうに食べる。「おいしい」と伝える。全部食べる。「まだ食べたい」と伝える。「また食べたい」と伝える。奢りでも支払おうとする。「次は○○を食べたい」と伝える。次回の日時を決める。口コミで良い評判を伝える。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】
