男女差LINE学【既読スルー】既読スルーされている理由を知りたい
男女差恋愛学209。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
なんで俺既読スルーされてるんだろう……。文章に問題があった? 送信時間に問題があった? 忙しいだけ? 嫌われた? 対面で何かミスった? 駆け引き? こちらが何かを送るのを待ってる? 事故に遭った? 何かを伝え聞いた? 何かを試されている? 会って訊いたほうがいい? 俺のこと好きってこと?(?)
既読スルーされている理由を知る方法があるのか
みなさんは面接で落とされて納得できたことがありますか? 記念受験でなければ「自分は採用される見込みがある」と思って応募している訳ですから納得はできないでしょう。
不採用通知には落とした理由は書いてありません。なんなら「あなたは素晴らしい人ですが不採用です」とか書いてあります。電話で訊いたとしても教えてはくれないでしょう。でも理由は分かるじゃないですか。あなたより良い人がいたか、あなたがダメだったかです。
不採用にされた理由を知ったところで納得できないし、本当か分からないし、直せば採用される訳ではないですし無意味なんですよ。不採用にされてどうするかと言えば、あきらめて次に行くだけでしょう。
既読スルーされている理由を知ろうとしても無意味です。相手は返信しないということに対してどうするかだけです。
「あなたが嫌いなので返信しません」と言う女性はいない
あなたは嫌いな上司に「俺のこと嫌いなのか?」と訊かれたら正直に答えますか?
「遺恨は残さないからはっきり言ってくれ。俺のこと嫌いなのか?」と訊かれて正直に答えますか?
きっちり遺恨が残るに決まってんだろ。「嫌い」と言ってなんのメリットもなくデメリットしかないです。それが女性が「脈なし」と言ってくれない理由です。
男性側は「脈がないのかはっきりさせたい」と思うでしょうけど、教えてくれることはないですし、はっきりさせるまでもなく脈なしです。でも相手からはっきり断られていないのであきらめきれないはずです。
「忙しい」=「あなたの相手をしたくない」
「忙しくて返信できない」は本当でしょうか? 生活の中でスマホを操作する時間がないほど忙しいのか。食事、移動、トイレ、入浴はするのに返信はできないのか。そんなことはないです。
「忙しい」とは相手が絶対納得するしかない便利な理由であり、「あなたの相手をしたくない」という本当の理由を言いたくないために使う口実です。あなたへの優先順位が低いことが問題であって、メッセージの内容の問題でも相手の問題でもないです。
あなたへの優先順位が高ければ何を送っても返信は来ます。あなたを穏便に断る方法として既読スルーや「忙しい」を使うのです。「寝てた」「気が付かなかった」も事実であるか気にしても無駄です。
脈ありの可能性を模索
既読がつくということはブロックはされていない。
本当に嫌だったらブロックするよね? 「やめてください」って言うよね?
既読をつけるということは「あなたのメッセージを読みましたよ」という意思表示のはず。
対面で「忙しくて」と言われた。忙しくなくなれば相手はしてもらえる。待つ。
それで心を落ち着けたいのはいいですが、デートが実現して次も来てくれるかでしか脈あり脈なしかは分かりません。LINEの真意なんて分かりようがありませんので気にしなくていいです。
現時点の脈が全てではないです。デート前の関係ならLINEであまり脈を感じることはないはずです。「デートに誘われて断る理由がないから行く」ぐらいで十分です。それでも最終的には付き合うまでになります。
返信が来るか試してない?
自分が相手に嫌われていないか知る方法があります。LINEを送ることです。既読がつくか。どのぐらいで返信が来るか。好意的な返信が来るか。気になるでしょう。だから不安になるとLINEを送りたくなるんです。
「俺を嫌いじゃなかったら返信してくれるよね?」って試してるんですよ。既読スルーされているときは社交辞令でもいいから返信がほしいでしょう。だから返信が来ないと追撃したくなるんです。
<おーい)(返信をくれないと俺は嫌われてるってことになるんだけど)
<忙しい?)(忙しいから返信できないだけで俺のこと嫌いじゃないよね?)
<元気?)(元気がないから返信できないだけで俺のこと嫌いじゃないよね?)
それは相手に伝わるんですよ。
なんでお前を安心や満足させないといけないんだよ。
なんで無料でお前の感情労働をさせられないといけないんだよ。
相手はうっとうしいし「感情労働はしません」という意思表示で既読スルーをします。
こちらとしては相手にされていないことを認めたくないんですよね。自分からそれを認めるのはあまりにもみじめ。そしたらLINEの目的が「用件を伝えること」から「相手をしてもらうこと」になるんですよ。
あらゆる既読スルーの原因は温度差
友達同士であっても恋人同士であってもです。心的距離のギャップ。気遣いのギャップ。LINEに対しての考え方のギャップ。生活や忙しさのギャップ。
温度差はあって当然です。温度差をなくそうとすることが良い結果になるのかと言ったらならないです。「自分のことが好きなら温度を合わせてくれるはず」を要求しすぎです。
LINEの温度差があるまま対面でうまくいくならそれでいいんです。わざわざLINEのことで揉めたり白黒つける必要はないです。相手が嫌なことをしないレベルでいいんです。価値観が乖離しているなら極力LINEしないとか、それが許せないなら別れるしかないです。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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【雑記】