男女差LINE学【基本】やりとり開始は遅いほどいい
男女差恋愛学186。男性の恋愛編。筆者は既婚男性。
前回記事『LINEと対面会話との違い』でLINEのやりとりの難しさをお伝えしましたが、浅い関係でやりとりをしようとすると、ただでさえ難しいのに難易度が2・3段階上がり、ほぼ失敗します。となるとやりとりを開始するのは遅いほうがいいです。
浅い関係でLINEのやりとりを始めるとこうなる
まだ浅い関係でLINEをやり取りを始めるとうまくいきません。お互いのことをよく知らないし、対面会話もまだうまくいっていないのに何をやり取りするんですか。LINEのやりとりは対面会話より難しい上に、恋愛初心者男性が上手にできる訳がないです。ミスで自分の評価を下げるし、相手から返信がないかぞんざいで自分の心が乱れます。
連絡先交換は1回目のデートの約束時が最良のタイミングだと思います。口実でもなくデートの内容の確認や変更で連絡交換は必要です。ただしまだ電話やLINEで雑談を許された訳ではありません。
また、浅い関係だけど仕事上で連絡先交換した場合も雑談OKではありません。デート以前では業務の話だけにしましょう。デート以後は雑談LINEをしてもいいです。
バレンティンがショートやりたいと言ったらどうする?
「監督、ショートやりたいんですけど」
「は? レフトでもエラーするお前が1番守備が難しいショート? 無理だよ。なんでやりたいんだよ」
「……ファインプレー決めてモテたくて」
「ギター始める理由かよ。ショートは難しい打球が来るし守備機会も多いんだよ。いきなりできるのかよ」
「……お守り買いました」
「神頼みしてんじゃねぇよ。練習しろよ」
ショート(女性とやりとり)したことないんでしょ。守備が下手な自覚があるんでしょ。なのになんで難しいショートをやりたがるんですか。エラーしますし、エラーによって心が乱れてまたエラーしますよ。
LINEのやりとりもバレンティンの守備もがんばるほど成果が上がるものではないです。守備でチームに貢献したいというのは殊勝なことですが、それよりもレフトで取れるアウトを確実に取ってほしい。緩慢な守備とボーンヘッドをなくしなさい。貢献よりも足を引っ張らないほうが先です。
LINEのやりとりでもっと仲良くなったり、返信をもらって喜んだりしたいのだと思いますが、LINEで関係が深まることはありません。詳しくは別稿に譲ります。
LINEのやりとり開始は遅いほどいい
LINEのやりとりが始まると心理戦が始まります。メッセージを送るほどに心理戦になりますし複雑になっていきます。
株を買ってみると分かると思いますが、保有株の株価が気になるようになります。ひどいときには1時間ごとに株価を見てしまいます。時間がもったいないのと同時に精神も削られるんですよ。
株は基本的に配当金と株主優待狙いの方針で、爆下げしたときに買って、爆上げしたときに売ればいいんです。でも「自分は今損しているか得しているか」が気になりますし、じっと待つことができず何かをしたくなるので細かく売買してしまい、結果的に損をします。
経験の浅い野球監督ほどサインプレーをしたがるそうです。これもじっと待つことができず何かをしたくなるし、勝ったときに自分の手柄によって勝ったことにしたい心境になるんです。ちぐはぐな采配になりますし、監督の心が乱れていますしうまくいきません。
関係が浅いのにLINE交換したがる男性は、自分の心が乱れることを前提にしていないんですよ。既読スルーされて平常心でいられると思いますか? デートをするような関係だったら笑って許してくれるようなミスでも、浅い関係だったら即恋愛対象外になることもあります。
LINE交換したらこんな心境になります
「相手が返信をくれるか試したい」
「返信をもらって安心したい」
既読スルーされて
「早く返信をもらって安心したい」
「なんで返信をくれないのか気になる」
とにかくメッセージを送りたくなってしまいます。LINE交換しなかったらこんなことにはならないのに、LINE交換したばっかりに心理戦が始まりますし、関係が浅いほど難しくなります。自分の自制心を信用してはいけません。拳銃を持っているから使うという選択肢ができてしまうんです。
浅い関係でLINE交換をした場合
業務の関係ですぐ連絡先交換ができたとしても、デートまでは雑談をせず業務連絡だけにしておきましょう。相手女性が他の男性と気軽にやりとりをしていたとしても、相手女性から気軽にメッセージが来ないなら、デートができるまで自分からは雑談をしないようにしましょう。
相手女性から連絡先交換を提案されても、自分に好意があるとは限らないので雑談LINEを送ったりすぐデートに誘ったりしてはいけません。デートに誘うのは、雑談が3分続いたり相手からも話しかけてくれる心的距離になってから、対面で誘ってください。LINEで誘ってはいけません。
相手女性から雑談LINEやデートに誘われて応じるのはOKです。
LINEで失敗しない秘訣は極力送らないことです。
恋愛に必要なのは戦略です。男女差を踏まえて恋愛戦略を考えていきましょう。
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※男女差は当てはまらないことが大いにあります。
※書いてある通りにしても良い結果になるとは限りません。筆者は責任を負いません。
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